レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が8日に行われ、1-1で引き分けたラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーを振り返った。 1ポイント差の2位アトレティコとの首位攻防のダービー。マドリーは30分に物議を醸…
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が8日に行われ、1-1で引き分けたラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーを振り返った。
1ポイント差の2位アトレティコとの首位攻防のダービー。マドリーは30分に物議を醸すPK判定で先制される展開となるも、後半開始5分にFWキリアン・ムバッペの同点弾で追いつくと後半は圧倒する展開として逆転弾に迫ったが、GKヤン・オブラクの牙城を崩せずに1-1の引き分け決着となった。
試合後、アンチェロッティ監督はMFオーレリアン・チュアメニが不可抗力でDFサムエウ・リーノの足を踏み、VARの末にPK判定となったことを最初に聞かれ、「パスする。話したくない」と返答。
前節エスパニョール戦での一発退場に値するムバッペへのファウルがイエローカードに留まった判定に対して苦言を呈していたことから、審判団への更なる批判を避けた格好だったが、会見が進むとVARに不満を漏らした。
「VARがPKの判定を下した。主審はすぐ近くではっきり見ていたのにだ。アスレティックvsジローナでも同じような光景を見た。サッカー界の人々はこれを理解していない」
一方でPK判定による論争を望んでいないとした。
「大きな論争に巻き込まれることを望んでいない。接戦でインテンシティの高い試合だった。後半は良い試合ができたし、引き分けに終わったが、勇気を得られた試合だった」
首位キープとしたマドリーは4日後、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16進出を懸けたプレーオフ1stレグでマンチェスター・シティと対戦する。