アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が8日に行われ、1-1で引き分けたラ・リーガ第23節レアル・マドリーとのマドリード・ダービーを振り返った。 アトレティコは前半、ミドルブロックを敷いてマドリーの攻撃を封じると、30分に幸運な判定…

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が8日に行われ、1-1で引き分けたラ・リーガ第23節レアル・マドリーとのマドリード・ダービーを振り返った。

アトレティコは前半、ミドルブロックを敷いてマドリーの攻撃を封じると、30分に幸運な判定でPKを獲得。これをFWフリアン・アルバレスが決めて先制した。

後半は開始5分にFWキリアン・ムバッペの同点弾を許して劣勢となったが、守護神ヤン・オブラクが耐えて引き分けとした。

シメオネ監督は前半の出来に満足している。

「前半は非常に良い展開だった。カウンター、デュエル、ボックス付近でのコントロールができていた。ただ、追加点を奪えるチャンスをうまく生かせなかった。後半は相手の攻撃の激しさが増した。セルロートとコレアの投入で守備の体制が整い、勝つチャンスもあったかと思うが、引き分けに終わった」

また、物議のPK判定についてはアンチェロッティ監督同様、アスレティックvsジローナを引き合いに出し、「VARが主審を呼んだ。似たようなものだったね」とコメント。

一方で30分、MFパブロ・バリオスに対してMFダニ・セバージョスの踏みつけがあったことを聞かれ、「審判は最善の方法で対応したと思う。セバージョスのプレーはレッドカードだったという人も居るだろう。そんな中でVARはコールしなかった。だから良いジャッジをしていたと思うよ」と、VARの判定に一定の理解を示した。