2月8日、富士フイルムスーパーカップが国立競技場で行われ、ヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島が対戦した。この試合で輝きを放った18歳MFが大絶賛されている。 前年度J1王者と天皇杯王者が激突するシーズン前のこの試合も、今回の開催で32年の…

 2月8日、富士フイルムスーパーカップが国立競技場で行われ、ヴィッセル神戸サンフレッチェ広島が対戦した。この試合で輝きを放った18歳MFが大絶賛されている。

 前年度J1王者と天皇杯王者が激突するシーズン前のこの試合も、今回の開催で32年の歴史に幕を閉じることとなった。記念となる試合で、若い才能が観客を魅了した。
 その主は、中島洋太朗。サンフレッチェ広島に所属する18歳のMFだ。この試合では、川辺駿や満田誠といった選手がベンチで見守る中、先発出場を果たす。そして中盤で華麗なボールタッチからリズムを作り、パスを通し、常に広島の攻守の中心にいた。
 この日、神戸はACLEの試合が近いこと、また、負傷者が多く出たこともあってベストメンバーとは言い難い先発構成となったが、それを差し引いても出色の出来を披露。後半途中から大迫勇也武藤嘉紀酒井高徳ら元日本代表選手が入っても、中島の輝きは色あせなかった。
 ミヒャエル・スキッベ監督は89分までに交代カード5枚を切ったものの、中島はピッチに残しており、試合後にはこの18歳を絶賛している。チームは2-0で勝利した。

■「現代版小野伸二や」「華麗なボールタッチ!」

 そのプレーはすぐにSNS上で話題となり、以下のような声が挙がった。
「中島洋太朗の華麗なボールタッチ!これからのプレーにも期待」
「蹴り方シャビアロンソみたい!今シーズン注目しよ」
「サンフレ中島洋太朗は今シーズン出場機会を増やすはず、と思ってたけど甘かったサンフレの中心選手になりそうだ」
「日本の未来は明るいと感じる選手が増えてきてる」
「中島洋太朗、すでにJリーグで1番上手い気がする」
「言い過ぎか分からんが、現代版小野伸二やと僕は思いました」
「アカデミー最高傑作」
 中島は2006年生まれで、2023年9月に17歳にしてプロ契約を勝ち取る。昨年、Jリーグデビューを果たすと、12試合に出場している。
 U-20サッカー日本代表にも選出されており、代表活動に合流する。広島で、そして日の丸で活躍する中島から、今年は目が離せない。

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