2月8日に「NEXT GENERATION MATCH」が国立競技場で行われ、U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜が対戦した。そこで中学3年生の15歳MF長南開史(柏レイソルU―18)が決めたゴールに対しての衝撃が広がっている。 ヴ…
2月8日に「NEXT GENERATION MATCH」が国立競技場で行われ、U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜が対戦した。そこで中学3年生の15歳MF長南開史(柏レイソルU―18)が決めたゴールに対しての衝撃が広がっている。
ヴィッセル神戸対サンフレッチェ広島の「FUJIFILM SUPER CUP」の前座試合と行われた一戦。高校サッカー選抜は今冬の選手権などでも活躍した面々が揃い、U-18Jリーグ選抜には今春に高校3年生となる年代を中心にしたメンバー構成。その中で唯一、まだ中学3年生でU-15世代の長南が選出され、しかもスタメン出場でピッチに立った。
試合はU-18Jリーグ選抜が、FW吉田湊海(鹿島アントラーズユース)とFW大西利都(名古屋グランパスU-18)の得点で前半を2−0で折り返すと、後半に入って高校サッカー選抜がFW粕谷悠(流通経済大柏高)に1点を返されるも、林駿佑(川崎フロンターレU-18)のゴールで3−1。そして迎えた後半アディショナルタイムだった。
ヘディングでの競り合いが続いた中で前線左サイドでボールを受けると、そのまままドリブルで前進し、カバーに入った相手DFを前にも“縦勝負”でボックス内に侵入する。そこで「ほぼラストプレーだったし、ここで打たないと何も起こらないなと思った」と長南。利き足とは異なる左足を思い切りよく振り抜き、ニア上の“ここしかない”というコースにズドンと強烈なシュートを突き刺した。
■「シュート選んで決めきるセンススゲーな。」
高校年代試合に“飛び級”でスタメン出場した15歳のインパクト大のゴールに対して、SNS上は以下のようなコメントと共に大騒ぎとなった。
「シュート選んで決めきるセンススゲーな。」
「ホントに中学生か、、、将来が楽しみです」
「オルンガのシュートコースなんだが」
「末恐ろしすぎる」
「えぐい!はやくトップチームで!」
すでに柏U-18のメンバーとして高校年代のプレミアリーグにも出場している長南は、間違いなく日本の未来を担う逸材だ。1年に1度の開催で、これまで多くのスター選手たちが出場して“登竜門”となっている「NEXT GENERATION MATCH」に中学生が出場するのは、2017年の久保建英以来だが、その久保もゴールは奪えなかった、長南の未来に対して多くのファンが夢を抱き、胸を躍らせるゴールとなった。