チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフでバイエルンと対戦するセルティック。アウェイゲームではサポーターの入場禁止の可能性があった中、なんとか回避できたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックは、1月29日に行われたCLリーグフェ…

チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフでバイエルンと対戦するセルティック。アウェイゲームではサポーターの入場禁止の可能性があった中、なんとか回避できたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

セルティックは、1月29日に行われたCLリーグフェーズ最終節のアストン・ビラ戦で、サポーターがピッチ上に発煙筒を投げ込んでいた。

2024年10月のドルトムント戦では花火が使用され、アウェイゲームでのサポーターへのチケット販売が禁止される処分が決定。ただし、2年間の執行猶予がついた処分となっていた。

そんな中、一部の問題あるサポーターがアストン・ビラ戦で愚行。この結果、リーグフェーズを突破したセルティックにとって、プレーオフでのサポーター入場禁止処分が浮上していた。

しかし、欧州サッカー連盟(UEFA)は、アストン・ビラ戦の行動に対して1万ユーロ(約160万円)の罰金処分を課すにとどめ、執行猶予付きだった処分の執行はなしに。この結果、バイエルンとのアウェイゲームをサポーターは現地で観ることが可能になった。

セルティックは、寛大な判決を下したUEFAに対し「セルティックはファンがこの試合を観戦できるように全力を尽くしており、UEFAが我々の詳細な提案を検討してくれたことを嬉しく思っている」と声明を発表した。

一方で、問題行動を起こすサポーターに対しての苦言も忘れない。

「ドルトムント戦で少数のサポーターが花火を使用した結果、当初の試行猶予判決が引き続き有効であることも確認されている」

「もう一度、我々の試合で花火は絶対に許されないことを明確にしなければならない。また、更なる事件が発生した場合、我々のサポーターが今後の試合への入場を許可されないリスクが、極めて高くなる」

盛り上がること間違いなしのバイエルン戦。セルティックのサポーターは、問題行動を起こさずに、しっかりとサポートできるだろうか。