フランス1部スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表MF中村敬斗の切れ味鋭い“キレッキレ”ドリブルが脚光を浴びている…
フランス1部スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表MF中村敬斗の切れ味鋭い“キレッキレ”ドリブルが脚光を浴びている。
現地2月2日に行われた第20節で、スタッド・ランスは本拠地でナントと対戦した。いつものように4-2-3-1の左サイドでスタメン出場した中村は、“兄貴分”伊東純也との両翼を形成した。その前半21分だった。
左サイドのタッチライン際、相手陣内に少し入ったところでボールを受けた中村は、そのまま右足タッチで前方のスペースへ前進する。慌てて戻ってきた相手がスライディングタックルを見舞ったが、中村が鋭い切り返しで飛び跳ねるようにしてかわす。そこから斜めのドリブルでボックスの角へと向かうと、対峙した2人目のDFを前に軽やかなステップワークからのフェイントで鮮やかにかわし、3人目のDFの逆を取って中央の味方へとラストパスを送った。
最後のパスが僅かにずれてゴールならずも、左サイドからの単独ドリブルで3人を翻弄して決定的チャンスを作ったシーンを、リーグ・アン公式エックス(旧ツイッター)もスロー映像を交えて中村のプレーを紹介して話題になった。
■「スペースがあったら運べるし、無かったら縦にも抜ける」
この中村の鮮やかなドリブル突破シーンに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「先日の試合のプレーですね!次々とDFを剥がして最後はパスを通したプレー、スキルが際立っていました!」
「中村がキレッキレすぎる。三笘もすごいし、日本代表の左 サイドが凄すぎん!」
「避けるまで動作が一ミリもないのすごいな」
「今シーズンの中村敬斗はドリブルの能力がかなり上がったよな。スペースがあったら運べるし、無かったら縦にも抜ける。あとはゴール数を2桁に乗せたい。」
「動きがグリーリッシュに似ているが、もはやグリーリッシュより上手い。」
ただ、試合は1−2で敗れて第12節以降の9試合を5分け4敗と白星なしとなり、試合翌日にルカ・エルスナー監督が解任されることになった。ここからの巻き返しへ向けて、今季リーグ戦全20試合に出場して8得点1アシストと進化した姿を見せている中村の活躍がより一層、求められる。