大相撲初場所で優勝し、横綱に昇進した千葉県柏市ゆかりの豊昇龍関(25)=立浪部屋=について、同市は5日、昇進祝賀パレー…
大相撲初場所で優勝し、横綱に昇進した千葉県柏市ゆかりの豊昇龍関(25)=立浪部屋=について、同市は5日、昇進祝賀パレードを16日に柏駅周辺で実施すると発表した。
パレードは、西口が午後1時半から、東口は午後2時半から、それぞれ開始。狭い道もあり、人力車を使う。
豊昇龍関はモンゴル出身で、おじは元横綱の朝青龍。中学卒業後に柏市にある日体大柏高校で学び、在学中にレスリング部から相撲部に転部したという、ゆかりがある。
2023年の名古屋場所で初優勝し、大関昇進を決めた。直後に柏市を表敬訪問し、「柏は日本のふるさと」と話した。太田和美市長から「横綱になったら、また報告に来ていただけますか。その時はパレードを」と話を向けられると「がんばらないといけない」と話していた。
高校時代の恩師が柏相撲少年団で指導していることから、市には年に何度も訪れているという。
市の担当者は「横綱は柏が日本のふるさとだと言ってくれている。日本のふるさととして、盛り上げたい」と話している。市は、横綱昇進決定直後から豊昇龍関側と日程調整を進めていた。
豊昇龍関は、身長188センチ、体重148キロ。得意技は右四つ、寄り、投げ。初土俵は18年の初場所。(斎藤茂洋)