世界のトップチームが出場する大会「バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025」(国際バレーボール連盟主催)の予選…

 世界のトップチームが出場する大会「バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025」(国際バレーボール連盟主催)の予選ラウンドが7月、千葉市の千葉ポートアリーナで開催されることが決まった。男女とも日本代表が出場する。

 主催者側が4日、千葉市役所で記者会見を開いて発表した。

 ネーションズリーグは2018年に新設された世界最高峰の国際大会で、世界の男女18チームずつが出場。世界数カ国を回りながら男女それぞれの予選に臨み、8チームずつが決勝に進んで、トーナメントで頂点を目指す。昨年は北九州市で予選ラウンドが開かれ、観客数はのべ約8万3千人だった。

 ネーションズリーグ千葉大会は、7月9~13日に女子、同16~20日に男子の予選がそれぞれ開かれる。主催者によると、千葉大会には男女それぞれ日本を含む6カ国のチームが参戦する予定。

 会見では、ともに大会アンバサダーを務める関田誠大選手と宮部藍梨選手がそれぞれビデオメッセージを寄せ「ファンの皆さんの応援が選手の力になる。ぜひ会場に来てほしい」と呼びかけた。

 大会は千葉市が誘致して実現した。神谷俊一市長は「開催地に選ばれて大変名誉。世界レベルの熱戦を見に来てほしい」と述べた。(前田基行)