宮崎県都城市に完成した「宮崎県山之口陸上競技場」の愛称が、「KUROKIRI STADIUM(クロキリスタジアム)」に…
宮崎県都城市に完成した「宮崎県山之口陸上競技場」の愛称が、「KUROKIRI STADIUM(クロキリスタジアム)」に決まった。同競技場がある都城市山之口運動公園は「霧島酒造スポーツランド都城」、補助競技場の山之口運動公園陸上競技場は「AKAKIRI FIELD(アカキリフィールド)」に決定。県が1月15日に発表した。
県によると、霧島酒造(本社・都城市)がネーミングライツ(命名権)を取得。両競技場の愛称には、同社の代表銘柄で知名度がある本格芋焼酎「黒霧島」「赤霧島」の略称が入った。命名権料は年額1千万円。契約期間は、利用が始まる2025年4月から5年間。
クロキリスタジアムは24年12月に完成した。鉄筋コンクリート地上4階建てで、収容席数は車いす席(84席)を含む1万5276席で県内最大。整備費は約177億円。27年開催の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の開閉会式会場になる。
河野俊嗣知事は定例会見で、「県民のみならず多くの方に宮崎や焼酎と結びつく知名度の高いネーミング。国スポ・障スポでの活用はもちろん、スポーツランドみやざきの将来につながる施設として整備したので、スポーツ施設を使った地域活性化につながる取り組みを進めていきたい」と述べた。(奥正光)