阿部監督も若手選手の伸びしろに期待している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 球春到来、昨年リーグ優…

 

阿部監督も若手選手の伸びしろに期待している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 

 球春到来、昨年リーグ優勝を果たし、オフには大型補強も成し遂げた巨人キャンプでは明るい話題が日々、届けられている。

 新しく合流した田中将大に関しては、昨年も菅野智之の再生を果たした久保康生巡回投手コーチがフォーム改造に着手。連日、熱烈指導を行っていることも伝えられている。

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 ほかにも扇の要、正捕手候補の甲斐拓也も注目の存在。長くソフトバンクで正捕手を務め、侍ジャパンの司令塔としても知られたベテラン捕手が常勝軍団にどんなエキスを注入するか。

 そして指揮官2年目となる阿部慎之助監督の采配、選手起用も注目となる。捕手出身監督ならでは、チーム全体を見渡し、柔軟な起用で昨年は就任1年目にしてリーグ優勝を成し遂げたが、目指す日本一には手が届かなかったとあって、新たな上積みをどう図っていくか、選手の背中をいかに押していくかも注目となる。

 その阿部監督は2月1日放送のスポーツ番組「スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~」(テレビ東京)でソフトバンク、巨人で活躍した松田宣浩氏のインタビューに応えた。

 いよいよ春季キャンプも始まり、同インタビューの中ではオフに大型補強を果たしたチームに手ごたえを感じているとしながら、松田氏の代名詞でもある「熱男」になれる投打の期待株をあげてほしいと振られると、まず野手で名前をあげたのは今季がプロ3年目シーズンとなる外野手の浅野翔吾だった。

 浅野に関しては「浅野が自分で書いてたけど、まだ熱男になんかなれてないよね」とコメント。浅野自身も過去に松田氏ばりの熱男を目指すとしていたが、殻を破りきれていないと指摘。

 昨年は開幕1軍を果たしながら、段々と調子を落とし、4月初旬にファーム落ち。再合流した8月の試合では、すぐさま阪神戦で豪快な満塁弾を放つなど、改めて潜在能力の高さがクローズアップされた。昨年は40試合に出場、打率.240、3本塁打、18打点。

 勝負の3年目、将来の中軸にと指揮官も期待する若き外野手に向けて「去年あれだけいい経験ができた」としながら、「それをどう生かしてレギュラー争いするかっていうのを見ておきたい。自分の殻を破って、どうやっていくのか、マッチくらい熱くなれたら、レギュラーを獲っていると思う」と熱く語った。

 投手には昨年は侍ジャパンの勇姿も注目を集めたプロ6年目シーズンとなる井上温大の名前をあげた。

 井上に関しては「左の日本のエースと言われるようになってほしいなと思っているので、僕は厳しくしている」と明言。オフにはもっと若い背番号に変更の可能性もあったが、指揮官がさらなる結果を求めて突っぱねたことも伝えられた。

 阿部監督もその話題を振られると「『そんなに甘くないよ』と裏返しの言葉として言ってあげてもいいのかなと。そういう厳しさも必要だなっていうのもあるし」としながら、入団1年目から成長を見守ってきた左腕に関して「もちろんかわいいですよ。だけど甘やかすのは簡単なので」とあえて心を鬼にして、成長を見守っているとした。

 投手陣においては昨年15勝をマークした菅野智之がメジャー挑戦で抜ける穴をいかに埋めるかも注目されている。

 将来の中軸候補、また若き左腕が2025年シーズンに大暴れできれば、それだけ目指す日本一にも近づくことは間違いない。注目の存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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