バイエルンのU-21フランス代表FWマティス・テル(19)が残留する見込みのようだ。フランス『フットメルカート』が伝えている。 2022年7月にスタッド・レンヌからバイエルンに加わった期待の19歳FWテルは、次代を担うストライカー候補として…

バイエルンのU-21フランス代表FWマティス・テル(19)が残留する見込みのようだ。フランス『フットメルカート』が伝えている。

2022年7月にスタッド・レンヌからバイエルンに加わった期待の19歳FWテルは、次代を担うストライカー候補として、昨年10月には若手のバロンドールとも称されるコパ・トロフィーにおいて最終候補10名の1人に選出された逸材。

昨夏に2029年までの契約延長にサインしたテルだが、今季も途中出場がメインの立場から脱せず、今冬での退団を検討。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどプレミア勢からオファーを受けていた。

今回の報道によれば、トッテナムが6000万ユーロ(約96億円)のオファーを受けたバイエルンはクラブ間で合意に至ったが、トッテナムのプロジェクトに興味を魅力を感じなかったテルは「自分が魅力を感じないプロジェクトに参加するくらいなら、バイエルンに残る方がいい」と語り、このオファーを拒否した。

また、バイエルンのスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏は1日に行われたホルシュタイン・キール戦後のインタビューでテルの去就について以下のようにコメントした。

「現在の流れとしては、彼は残留することになるだろう。我々はどのクラブとも具体的な交渉はしていない。もし何か別の話が舞い込んでくれば、それについて彼と話をすることになるだろう」