第33回全日本高校女子サッカー選手権大会で、史上初の3年連続8回目の優勝を果たした藤枝順心高校の選手らが1日、地元の静岡県藤枝市のJR藤枝駅周辺で優勝報告会とパレードをした。沿道に集まった市民が「おめでとう」などと声をかけていた。 報告会…

 第33回全日本高校女子サッカー選手権大会で、史上初の3年連続8回目の優勝を果たした藤枝順心高校の選手らが1日、地元の静岡県藤枝市のJR藤枝駅周辺で優勝報告会とパレードをした。沿道に集まった市民が「おめでとう」などと声をかけていた。

 報告会で佐藤ふう共同主将(3年)は「今年は『スペシャルな最強な集団へ』をサブテーマにした。これは選手だけではなく、私たちを支えてくれる人のおかげでなし遂げられた」とあいさつした。

 その後、駅南口から学校までの一部、市道約100メートルを部員85人らがパレードをした。市の集計で約1千人が見守る中、選手たちは笑顔で手を振って応じていた。

 植本愛実共同主将(3年)は「たくさんの人に祝福してもらい3連覇した実感がわいてきた」と話した。新チームの共同主将になった鈴木由真選手(2年)は藤枝市出身。「地元なのでこんなに応援してもらってうれしい。これから連覇のプレッシャーに勝つチームを作っていきたい」と意欲をみせた。

 報告会は3連覇を祝い市が企画した。順心高サッカー部が駅周辺でパレードなどをするのは初めて。(林国広)