【北海道】プロ野球・日本ハムの春季キャンプが1日、沖縄県名護市などで始まった。1軍がキャンプを行うエナジックスタジアム名護では、時折、小雨の降るなか、選手たちは野手と投手に分かれ、フリー打撃など、それぞれの練習メニューに取り組んだ。球団に…
【北海道】プロ野球・日本ハムの春季キャンプが1日、沖縄県名護市などで始まった。1軍がキャンプを行うエナジックスタジアム名護では、時折、小雨の降るなか、選手たちは野手と投手に分かれ、フリー打撃など、それぞれの練習メニューに取り組んだ。球団によると、ファン約1500人が練習を見守った。
パ・リーグで2年連続最下位から昨季は2位と躍進し、今季は9年ぶりのリーグ優勝を視野に捉える。就任4年目の新庄剛志監督は、練習する選手たちの姿を見て、成長を感じたという。
「ブルペンに行ったけど、昨年、一昨年とは全く違った。みんなオーラがあるというか、ブルペンが狭く感じるくらい仕上がっている」。内野陣のノックを見たことにも触れ、「足の運び方や体の使い方が柔らかい。(打球が)体に吸い込まれるようだった」。独特の言い回しで手応えを口にした。
今年6月に40歳を迎えるチーム最年長の宮西尚生投手はブルペンで50球を投げ込んだ。「全ての球種を試した。初日にしては上出来です」とうなずく。2016年のリーグ優勝、日本一に貢献したベテラン左腕は「もう一回優勝したい。チームのみんなと最後に喜びたい」と話した。
2軍も国頭村で春季キャンプをスタート。ともに26日まで開催する。(鷹見正之)