女子サッカー・なでしこリーグ1部の「伊賀FCくノ一三重」(三重県伊賀市)が1日、同市内のホテルで会見し、12人の新加入選手や監督らが抱負を語った。 昨季は10勝4分8敗で12チーム中5位で終わり、前季の3位から順位を落とした。3年目を迎え…
女子サッカー・なでしこリーグ1部の「伊賀FCくノ一三重」(三重県伊賀市)が1日、同市内のホテルで会見し、12人の新加入選手や監督らが抱負を語った。
昨季は10勝4分8敗で12チーム中5位で終わり、前季の3位から順位を落とした。3年目を迎える北村隆二監督(43)は「昨シーズンは失点が多く勝ちきれない試合が続いた。得点力を向上させ、失点しないための一人一人の役割を明確にしたい」と語った。
目標はリーグ優勝と皇后杯ベスト8以上。スローガンはチームカラーの緑にからめて「全緑(ぜんりょく)奮闘~心ひとつに~」とし、北村監督は「チームやフロント、サポーターらが同じ方向を向いて戦う」と力を込めた。
選手は総勢26人。新しい選手は18~29歳でWEリーグから2人、なでしこ1部から3人、大学生4人、高校生2人、現役復帰1人。2023年シーズン以来の現役復帰となる伊賀市出身のMF、竹島加奈子選手(29)は「後悔しないために復帰を決めた。スピードや左足のキックの精度(の高さ)を見せたい」と話した。
チームは会見に先立ち、菅原神社(伊賀市上野東町)で必勝祈願をした。昨年に続いてキャプテンを務める常田麻友選手(26)は「半分入れ替わり、変化できる年。一丸となって優勝を目指す」とした。
リーグは3月15日に開幕する。(小西孝司)