リーグ・アン第20節のモナコvsオセールを1日に行われ、4-2でモナコが勝利した。モナコのMF南野拓実は87分までプレー、オセールのFWオナイウ阿道は76分からプレーしている。 前節のスタッド・レンヌ戦でリーグ戦5試合ぶりの白星を飾った3位…

リーグ・アン第20節のモナコvsオセールを1日に行われ、4-2でモナコが勝利した。モナコのMF南野拓実は87分までプレー、オセールのFWオナイウ阿道は76分からプレーしている。

前節のスタッド・レンヌ戦でリーグ戦5試合ぶりの白星を飾った3位モナコ(勝ち点37)が、11位オセール(勝ち点23)をホームに迎えた一戦。モナコの南野は[4-2-3-1]のトップ下で先発している。

立ち上がりからボールを保持するモナコだが、15分にピンチ。ロングカウンターからシナヨコのスルーパスでDFの裏に抜け出したペランが飛び出したGKをかわしてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは認められず。

ピンチを凌いだモナコは、35分にセットプレーからスコアが動かす。カマラの左CKをザカリアが頭で合わせると、相手DFにディフレクトしたこぼれ球をファーサイドのケーラーがゴールに押し込んだ。

先制を許したオセールだったが、わずか3分で追いつく。38分、中盤からのスルーパスに反応したシナヨコがボックス右手前からヒールパスで中央に折り返すと、ボックス内で収めたオウスの落としを最後はボックス手前に走り込んだディオマンデがダイレクトシュート。強烈なミドルシュートがゴール右に突き刺さった。

追いつかれたモナコは、前半終了間際にもピンチ。追加タイム4分、右CKの際のポジション争いでザカリアがジュバルを倒してPKを献上。ジュバルのPKはGKマイェッキがセーブしたが、駆け引きの際に先に動いてゴールラインに足がかかっていなかったとして蹴り直しに。キッカーのジュバルが蹴り直しとなった2本目を冷静に決め切った。

迎えた後半、1点ビハインドのモナコはゴロビン、カマラ、マウィサを下げてエンボロ、マガサ、エンヒキを投入する3枚替えを敢行。すると57分、エンボロの端でボックス中央右から侵入したビエレスが冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。

試合を振り出しに戻したモナコは、63分にカイオ・エンヒキ左クロスからビエレスがゴールネットを揺らして勝ち越すと、65分にはアクリウシェのスルーパスに反応したエンボロにチャンス。飛び出したGKをかわした際にコントロールが乱れるも、こぼれ球を並走していたビエレスがゴールに流し込み、ハットトリックを達成した。

8分間で3得点を奪ったモナコは、74分にも南野がゴールネットを揺らしたが、直前のプレーでアクリウシェのファウルを取られ、ゴールは認められず。試合はそのまま4-2でタイムアップ。

オセールとの打ち合いを制したモナコが、リーグ戦連勝で2位マルセイユと勝ち点で並んでいる。

モナコ 4-2 オセール

【モナコ】

ティロ・ケーラー(前35)

ミカ・ビエレス(後13)

ミカ・ビエレス(後18)

ミカ・ビエレス(後21)

【オセール】

シナリー・ディオマンデ(前38)

ジュバル(前51)【PK】