◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 2日目(31日)◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(7…
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 2日目(31日)◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもカリフォルニア州、パー72)
「ずっとファンだったんだ」。スパイグラスヒルGCに続き、ペブルビーチGLと2日連続「65」で単独首位に立ったセップ・ストラカ(オーストリア)がそう言った。2日間同組だった松山英樹は「高校時代から好きな選手の一人」だったそうだ。
米国人の母とオーストリア人の父を持ち、14歳の時にウィーンから米ジョージア州に移住した。17歳だった2011年、「テレビで『マスターズ』を見ていて、彼がローアマを獲得したのを見た」と当時大学2年生だった松山のことを知った。
「ボールストライカーとして素晴らしくて、本当にクールだった」。学年で言うなら2つ上の同世代がオーガスタで躍動する姿に刺激を受けた。ストラカはその後、ジョージア大に進み、下部コーンフェリーツアーを経て2018年にオーストリア出身者では初のPGAツアーカードを獲得した。松山と同じ舞台にたどり着き、奇しくも同じ住友ゴム工業の契約選手でもある。「彼と一緒にプレーできるのは特別だよ」と笑顔で語った。
「今日は全体的にとても良い一日。いくつか外したのもあるけど良いパットもあって」とオフシーズンに取り組んできたというグリーン上がさえた。最終18番(パー5)は残り208ydから4番アイアンで2オン、2パットのバーディ。左サイドに海、グリーン右手前に木が茂る戦略性の高いフィニッシングホールを「かなりアグレッシブにいかないといけないけど、バーディを獲れるようにショットを打ち続けるだけ」と攻略した。
残り2日で“憧れの存在”に9打差をつけた。2週前の「ザ・アメリカンエキスプレス」から出場2試合連続優勝となれば、現在2位のフェデックスカップランキング(年間ポイントレース)で1位の松山に代わってトップに立つ。ストラカのモチベーションは高い。 (カリフォルニア州ペブルビーチ/石井操)