◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目(31日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6624yd(パー72)14位から出た古江彩佳は2バーディ、2ボギーの「72」と伸ばせず、通算1アンダ…

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目(31日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6624yd(パー72)
14位から出た古江彩佳は2バーディ、2ボギーの「72」と伸ばせず、通算1アンダー17位に後退した。「オンラインのパッティングは結構多かったんですけど、あと数センチっていうのが多かった。ちょっともったいなかったかな」。微妙に重く感じたというグリーン上で、狙い通りのラインに乗せたパッティングがわずかに届かない場面が散見された。
仕留めきれなかった反省は、ショット面のパフォーマンスとも密接にリンク。外れたパットは5mほどが多かっただけに、もっと近い距離のチャンスメークを自らに求める。

2つのバーディを振り返っても、後半6番(パー3)がチップイン。ショットで奪ったものは、前半16番だけだった。ティイングエリアが前に出されたパー5の15番で花道手前からのアプローチを止められずに奥へこぼし、最初のボギー。その直後、ピンそば1m弱にピタリと絡めた会心のアイアンショットを除けば、「ちょっとイマイチっていう感じ。あんまりピン筋に行けていなかった。ストレスは…多かったかな」と苦笑する。
「試合をやっていく中で(いまの)スイングに慣れていくしかない。しっかり上を見て頑張っていきたいですし、自信をもってできたら」。ポイントに挙げたのは、自身の状態も含めたコンディションにアジャストしたスコアメーク。地力が問われる状況は、昨季平均ストローク1位「ベアトロフィ」に輝いた腕の見せどころでもある。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)