1月31日(現地時間30日、日付は以下同)。NBAは2月17日にチェイス・センターで開催される「NBAオールスターゲーム20…

 1月31日(現地時間30日、日付は以下同)。NBAは2月17日にチェイス・センターで開催される「NBAオールスターゲーム2025」でリザーブに選ばれた14選手を発表。24日に発表されたスターター10選手も合わせて、これで今年のオールスター計24選手がそろった。

 もっとも、NBAでオールスターに選ばれることができるのは毎年各カンファレンス12名の計24選手のみ。そのため、個人として好成績を残している選手たちでも、チーム戦績が下位に低迷していることなどが要因で落選するケースは出てくる。

 ウェスタン・カンファレンスではリーグトップの平均14.5リバウンドに20.9得点6.6アシストでリーグ最多42回のダブルダブルを誇るドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)、平均25.5得点4.0リバウンド6.7アシスト1.2スティールを残すデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、キャリアハイの平均24.0得点1.4スティールを記録しているノーマン・パウエル(ロサンゼルス・クリッパーズ)、平均24.2得点4.6リバウンド4.9アシスト1.2スティールでダラス・マーベリックスを引っ張るカイリー・アービングといった有力な選手たちが球宴入りを逃した。

 イースタン・カンファレンスでは平均28.2得点5.3リバウンド7.3アシスト1.4スティールを残すラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)がその筆頭。ガード部門でファン投票(242万1385票)でトップに立ちながら、選手投票(68票)で3位、メディア投票(3票)では7位に終わったためスターター争いから脱落し、リザーブ入りもできず。

 また、平均22.5得点3.3リバウンド1.3スティールにリーグベストの11.4アシストをマークするトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)、平均24.0得点4.8リバウンド4.5アシストでシカゴ・ブルズをけん引するザック・ラビーンもリザーブに名を連ねることができなかった。

 オールスターに選ばれた選手たちのうち、今後ケガで離脱してしまい、欠場を余儀なくされた場合はアダム・シルバー コミッショナーが代替選手を指名していくことになる。もしそうなれば、ここまでに挙げた選手たちの中から選ばれる可能性があると言えるだろう。

 31日終了時点における、「NBAオールスターゲーム2025」に選ばれた選手たちは下記のとおり(以降チーム名は略称、選手の並びはファミリーネームのアルファベット順)。

■NBAオールスターゲーム2025 出場選手一覧


・ウェスタン・カンファレンス

<スターター枠>

ステフィン・カリー(ウォリアーズ/5年連続通算11回目)

ケビン・デュラント(サンズ/5年連続通算15回目)

シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー/3年連続3回目)

レブロン・ジェームズ(レイカーズ/21年連続21回目)

ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/7年連続7回目)

<リザーブ枠>

アンソニー・デイビス(レイカーズ/2年連続通算10回目)

アンソニー・エドワーズ(ウルブズ/3年連続3回目)

ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ/3年ぶり通算11回目)

ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/2年ぶり通算2回目)

アルペレン・シェングン(ロケッツ/初選出)

ビクター・ウェンバンヤマ(スパ―ズ/初選出)

ジェイレン・ウィリアムズ(サンダー/初選出)

・イースタン・カンファレンス

<スターター枠>

ヤニス・アデトクンボ(バックス/9年連続9回目)

ジェイレン・ブランソン(ニックス/2年連続2回目)

ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ/6年連続6回目)

ジェイソン・テイタム(セルティックス/6年連続6回目)

カール・アンソニー・タウンズ(ニックス/2年連続通算5回目)

<リザーブ枠>

ジェイレン・ブラウン(セルティックス/3年連続通算4回目)

ケイド・カニングハム(ピストンズ/初選出)

ダリアス・ガーランド(キャバリアーズ/3年ぶり通算2回目)

タイラー・ヒーロー(ヒート/初選出)

デイミアン・リラード(バックス/3年連続通算9回目)

エバン・モーブリー(キャバリアーズ/初選出)

パスカル・シアカム(ペイサーズ/2年ぶり通算3回目)

【動画】昨年11月に“パーフェクト”トリプルダブルを達成したサボニス!