シャーザーの加入で元中日のロドリゲスがリリーフ転向の可能性が伝えられた(C)Getty Images レンジャーズからF…

 

シャーザーの加入で元中日のロドリゲスがリリーフ転向の可能性が伝えられた(C)Getty Images

 

 レンジャーズからFAとなっていた通算216勝右腕であるマックス・シャーザーがブルージェイズと契約合意に至ったと複数の米メディアが伝えている。

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 『MLB公式サイト』によれば、契約内容は1年1550万ドル(約24億円)で、「この契約により、ブルージェイズの先発陣はサイ・ヤング賞を3度受賞し、オールスターに8回選出された選手によって即座に強化される。シャーザーは現在40歳だが、この世代で最高の投手のひとり」と紹介した。

 記事では「オフシーズンの大半、ブルージェイズの努力は、特にフアン・ソトとコービン・バーンズ、そしてロウキ・ササキの獲得における失敗によって定義されていた」としたが、「アンソニー・サンタンデール、そして今回のシャーザーの獲得によって、ブルージェイズを取り巻くシナリオは変わりつつある」と記している。

 また、「シャーザーの加入は、ブルージェイズのローテーションを別次元に引き上げる」とし、ケビン・ガウスマン、クリス・バジット、ホセ・ベリオスとともに「ベテラン・カルテットを形成する」とした。

 さらに、「シャーザーとの契約は、ブルージェイズの残りの投手陣にとって重要である。ボーデン・フランシスとジャリエル・ロドリゲスが先発5番手の候補に挙がっていたが、フランシスが2024年に驚異的な伸びを見せたことから、彼が5番手の座を守るのは安全策だと感じている」とした。

 元中日のロドリゲスについては「日本での投球で見事にこなした1イニングの役割の能力を考えると、ロドリゲスがチームの勝利に貢献する方法はたくさんある」とし、今季21試合に先発して1勝8敗、防御率4.47だった右腕がリリーフに回る可能性を伝えている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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