第33回全日本高校女子サッカー選手権大会で3年連続8回目の優勝を果たした藤枝順心高の選手らが30日、静岡県庁に鈴木康友…
第33回全日本高校女子サッカー選手権大会で3年連続8回目の優勝を果たした藤枝順心高の選手らが30日、静岡県庁に鈴木康友知事を表敬訪問した。
大会3連覇は史上初。初戦を17―0で勝ち、決勝は5―0で制するなど6試合で39得点無失点だった。植本愛実主将(3年)は「守備から攻撃につなげ、粘り強さを出した試合が多く、無失点優勝で終わることができた」と話した。大学入試でこの日は不在だったもう1人の主将、佐藤ふうさん(3年)と話し合いながら目標を明確にし、「チーム全員で切磋琢磨(せっさたくま)して進めた」と振り返った。
マネジャーも含め部員は86人。中村翔監督は「お互いが個の良さをひき立て合うことができる、組織力の高いチームだった」と話した。鈴木知事は「チームとして勝利を積み重ね、選手のみなさんには世界で活躍する選手に成長してほしい」とエールを送った。(斉藤智子)
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全日本高校女子サッカー選手権大会で史上初の3連覇を果たした藤枝順心高の選手らは1日午後1時半から、地元静岡県藤枝市で優勝報告会とパレードを行う。市が主催する。
報告会はJR藤枝駅の南北自由通路で開き、佐藤ふう共同主将らがあいさつする。終了後の午後2時から、駅南口から同校までの市道の一部(約100メートル)をパレードする。雨天の場合はパレードのみ中止。(林国広)