レアル・ソシエダは30日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェイズ最終節でPAOKをホームに迎え、2-0で勝利した。ソシエダのMF久保建英は74分から出場している。 先週行われた前節ラツィオ戦を10人となった中、完敗した18位ソシエダ(勝ち点…
レアル・ソシエダは30日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェイズ最終節でPAOKをホームに迎え、2-0で勝利した。ソシエダのMF久保建英は74分から出場している。
先週行われた前節ラツィオ戦を10人となった中、完敗した18位ソシエダ(勝ち点10)は4日前のラ・リーガではヘタフェに0-3と完敗し公式戦3連敗に。引き分け以上でプレーオフ進出が決まる中、久保はベンチスタートとなった。
勝ち点10で並ぶ17位PAOKに対し、オスカールソン、ベッカー、バレネチェアの3トップで臨んだソシエダは開始4分にピンチ。しかしGKマレロがカマラとの一対一を凌いだ。
時間の経過とともにポゼッションしていったソシエダは21分、ボックス右に抜け出したベッカーがGK強襲のシュートで牽制。
前半半ば以降も主導権を握りきるには至っていなかったソシエダだったが、43分に先制する。サイド攻撃の流れからベッカーの右クロスをオスカールソンがヘッドで押し込んだ。
さらに追加タイム1分、オスカールソンがGKへプレスをかけてボールを奪い、ヒールで折り返したボールがGKに当たってゴールに吸い込まれたが、VARが入ってその前にゴールラインを割っていてノーゴールに。ソシエダ1点のリードで前半を終えた。
それでも迎えた後半、開始3分にソシエダに追加点。エルストンドの右クロスをオスカールソンがまたもヘッドで押し込んだ。
さらに55分にもバレネチェアの左クロスからオスカールソンがヘッドでハットトリックに迫ったが、シュートはバーに直撃した。
攻勢のソシエダは68分、ベッカーがGK強襲のシュートを放った中、74分に久保を右サイドに投入。終盤にかけてはリスクを冒さず時間を進めたソシエダが2-0のまま勝利。13位に浮上し、プレーオフ進出を決めた。プレーオフでは19位AZか20位ミッティランと対戦する。
レアル・ソシエダ 2-0 PAOK
【レアル・ソシエダ】
オーリ・オスカールソン(前43)
オーリ・オスカールソン(後3)