【UEFAチャンピオンズリーグ】PSV3-2リヴァプール(日本時間1月30日/フィリップス・スタディオン)【映像】神技縦パス→高速アタック発動の瞬間 リヴァプールのMF遠藤航が自陣中央から1タッチで前線にパスを送ると、これが起点になり、M…

 【UEFAチャンピオンズリーグ】PSV3-2リヴァプール(日本時間1月30日/フィリップス・スタディオン)

【映像】神技縦パス→高速アタック発動の瞬間

 リヴァプールのMF遠藤航が自陣中央から1タッチで前線にパスを送ると、これが起点になり、MFハーヴィー・エリオットの勝ち越しゴールが生まれた。チームの強みである高速アタックのスイッチを入れた縦パスに、ファンからの称賛が集まっている。

 注目のシーンは、リヴァプールがチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終節でPSVと対戦した40分のことだ。1ー1の状況で、リヴァプールが自陣でボールを保持すると、PSVがプレスを掛けてきた。GKクイーヴィン・ケレハーは遠藤とのパス交換で相手をおびき出してから前線へのロングボールを蹴り込む。これをFWジェイデン・ダンズが落とし、遠藤が1タッチで前線に縦パスを送った。

 高く上がったボールはPSVのDFリック・カルスドルプとDFマウロ・ジュニオールの間に落ち、パスに反応したリヴァプールのFWコーディ・ガクポがカルスドルプと競り合いながら右に繋ぐ。駆け上がってきたFWフェデリコ・キエーザがこれを右足ボレーでシュート。強烈な一撃はGKワルテル・ベニテスに阻まれるも、エリオットが押し込み、リヴァプールが勝ち越しに成功した。

 リーグフェーズ第7節に続いてネットを揺らしたエリオットがコーナーフラッグに駆け出して喜びを爆発させる中、遠藤は一目散に駆け寄ってきたガクポに肩を組まれるようにして背中を叩かれ、起点になったパスを称賛されていた。

 解説の安永聡太郎氏は「ダンズにボールが入ってこぼれ球を遠藤がフォローしたんですけど、その時に(パスの)選択肢がサイドと中央にあったんですよね。でも、中央にボールを落としたことでガクポの強さが生きました。そして、後ろから追い越してきて(ゴールにつながった)」と言及した。

 手数を掛けずに素早くゴールに向かっていく。チームスタイルを体現した遠藤のパスにファンは「痺れたわ~」「ワタ〜!!ナイス縦パス!!」「遠藤のパスとガクポのポストナイス」「ガクポのキープ良すぎたなぁ。あと航ナイスパス」「いつも思うけど遠藤航の活躍が一番見たい」と歓喜している。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)