ディアスら新外国人にかかる期待は大きい(C)Getty Images 2025年のプロ野球は3月28日にセ・パ同時開幕。…

 

ディアスら新外国人にかかる期待は大きい(C)Getty Images

 

 2025年のプロ野球は3月28日にセ・パ同時開幕。今年はどんなドラマが待っているのか、一足早く“妄想”開幕オーダーを考えてみたい。今回はオリックス編だ(※選手データは1月28日現在のもの)。

 2021〜23年までリーグ3連覇を果たしたものの、昨季は5位に転落。中嶋聡監督が責任を取って辞任し、投手コーチだった岸田護氏が今季から新たに指揮をとる。

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 開幕戦は楽天とのホームゲーム。相手は早川隆久が開幕投手有力だ。現段階の“妄想”開幕オーダーは下記の通り。

(二)太田椋
(左)西川龍馬
(中)中川圭太
(捕)森友哉
(右)オリバレス
(指)ディアス
(三)宗佑磨
(一)頓宮裕真
(遊)紅林弘太郎
(投)宮城大弥

 開幕投手は宮城で内定。岸田監督が就任直後、11月初旬の秋季練習の段階で伝えた。当然、12球団最速の内定である。昨季の宮城は、シーズン最終戦での降雨コールドで規定投球回&最優秀防御率を逃した際の涙が印象的。エースナンバー「18」番を背負って臨む今季は、リベンジのシーズンだ。

 宮城とバッテリーを組む捕手は森を指名。チームのコア中のコアであり、開幕は森にマスクを被り、打順も4番で主軸の働きを見せてもらいたい。万が一森のコンディションが難しい状況ならば、経験豊富な若月健矢を先発させよう。

 太田と西川の1・2番コンビは、早川との相性を考慮してのもの。昨季は太田が対戦打率.571(7打数4安打)、西川は同.600(10打数6安打)と大当たり。2人でチャンスメイク、もしくは2人で1点をもぎ取るシーンが見られそうだ。

 打線の鍵を握るのが新外国人。エドワード・オリバレスはまだ入団発表こそないが、1月中旬の時点で合意報道がなされているので、本稿でもオーダーに入れてみた。オリバレスは23年にロイヤルズで12本塁打を放つなど、MLB通算29本塁打の外野手。守備も安定しており、右翼を任せたい。

 もうひとり、24歳のジョーダン・ディアスはすでに獲得発表済み。こちらも23年にアスレチックスで10本塁打をマークしており、長打力は折り紙つき。レアンドロ・セデーニョ(西武)が抜けた一塁、指名打者をこなしてくれそうだ。

 中川、宗、頓宮、紅林は連覇時のレギュラーとしておなじみ。杉本裕太郎、西野真弘も含め、新体制でもう一度ギアを入れ直してもらいたい。そこに若手の大里昂生、来田涼斗、横山聖哉などが絡んできたら、選手層がより厚くなる。

 

[文:尾張はじめ]

 

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