<大相撲一月場所>◇東京・両国国技館【映像】実際の取組と敗れた力士「驚き&感動」の行動 25日の大相撲一月場所十四日目、…

<大相撲一月場所>◇東京・両国国技館

【映像】実際の取組と敗れた力士「驚き&感動」の行動

 25日の大相撲一月場所十四日目、この日、現役最後の土俵に上がった三段目力士が決まり手ランキング70位、割合0.01%(日本相撲協会公式HP)という“超珍手”で館内騒然となる白星を挙げた。館内のざわめきが収まらない中、土俵下に転げ落ちるように敗れた力士は、何やら慌てるように小走りで土俵に駆け上がったが、引退力士を祝福すべく、反対の花道に先回りして花を手渡すという驚きの行動にファンから感動の声が相次いでいる。

 三段目八枚目・海乃島(藤島)が幕下四十八枚目・朝乃若(高砂)を激レアかつ超ダイナミックな珍手で撃破。「おぉー!!」と館内がどよめいた。驚きの結末にファンからは「これはナンじゃ?」「持ち上げた?」といった声が上がった。

 立ち合い、海乃島は頭を低く当たっていくが、朝乃若は右腕を抱えるようにして抱き込んで組み止めると、左腕で海乃島の首、右腕で体を抱えるようにロックしてジリジリと土俵際へ。と次の瞬間、館内が騒然となる結末が。

劣勢かに思われた海乃島は、足腰に力を入れるようにグッと踏ん張ると、朝乃若の前へ出る力を利用するかのように首と肩を使って持ち上げ、そのまま土俵外へと落下させた。まさかの光景に館内は騒然となった。

 決まり手の「たすき反り」は日本相撲協会の公式ホームページによると決まり手ランキング70位、割合0.01%という超珍手。「相手の差し手のひじを抱えて、その腕の下をもぐり込んで腰を落とし、一方の手で相手の足を内側から取って、たすきを掛けるようにして相手を後ろに反って倒して勝つ」と説明がなされている。

 取組直後、この珍手によって土俵下に転げ落ちた朝乃若は、審判の親方に右手を上げ「失礼します」と一礼すると土俵に駆け上がり、小走りで所定の位置へ。一礼をすると、再び慌てたように土俵を後にした。

 一方、現役生活最後の土俵を白星で飾った海乃島は、勝ち名乗りを受けると東の花道へ。そこでファンもしくは関係者から花束を受け取ると、花道の奥へ下がっていったのだが…そこで思わぬ光景が。先ほど「たすき反り」で下したばかりの朝乃若が反対の花道に突如として姿を現し、現役生活に区切りをつける海乃島に頭を下げて労うと、花を手渡した。この光景はエックスでも動画がアップされるなど注目を集めており「貴方の魅力は素晴らしい」「負けたのにさすが」「なんかいい、ジーンときた」「裏をダッシュして東の花道の海乃島さんのところに駆けつけてた」など、取組もさることながら、さまざまな反響を生んでいる。(ABEMA/大相撲チャンネル)