◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(28日)◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(70…

「今年はより重要」と臨む新シーズン (Mateo Villalba/Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前(28日)◇ペブルビーチGL(6972yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもカリフォルニア州、パー72)

世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が、昨年9月以来のPGAツアー出場となるシグネチャーイベント(昇格大会)の会場に着いたのは開幕2日前の朝だった。前日27日(月)はタイガー・ウッズとともに発案した、インドア型ゴルフの新リーグ「TGL」の試合に出場。ボストン・コモンゴルフのキャプテンとしてウッズ率いるジュピターリンクスGCと戦い、延長戦の末に敗れた。

昨夜の会場は米東部フロリダ州のSoFiセンターにあり、早朝に大陸を横断して西海岸へ渡った。「21時半ごろには出て、22時にはもう寝た。今日は朝5時に起きて、7時の便で飛んでここには9時半ごろに着いた。悪くはない」と、疲れの影響を感じさせない。「昨日のような拮抗した戦いになると思うけど、いかに私たちが結果にこだわっているのかがテレビを通じて伝わってほしい」という。

「世界最高の選手らと戦ってトップに立ちたい、という姿は人々を楽しませるもの。悪い結果ではあったけど、昨年の『全米オープン』の最終ラウンドはかなり面白かったと思う。あのようなシナリオになればなるほど(盛り上がるために)良い」と話し、ブライソン・デシャンボーに1打差で逃げ切りを許して10年ぶりのメジャー優勝を逃した一戦を引き合いに出した。

35歳のマキロイは今シーズンを「どの年も重要だけど、今年はより重要」だと見据える。7月「全英オープン」は母国のロイヤルポートラッシュGCで開催。9月には米国選抜と欧州選抜の対抗戦「ライダーカップ」も控える。イタリア開催の前回(2023年)は欧州選抜がタイトルを奪還したが、今年は敵地のニューヨーク州ベスページブラックが舞台。「アウェーのライダーカップで勝つことは今のゴルフ界だと最も難しいこと。もちろん、(勝つ)チャンスはある」とすでに闘志を燃やしている。

今季は「ヨーロッパでプレーするのも好きだから、(PGAツアーとDPワールドツアーの) 両ツアーの規定試合数は超えられるように計22試合くらいに出られれば」と考える。メジャー初戦の4月「マスターズ」までタイトなスケジュールを覚悟しつつ、「久しぶりで興奮しているよ。楽しみだ」と2日後の開幕へ気持ちを高ぶらせた。(カリフォルニア州ペブルビーチ/石井操)