復活を期す2025年、千賀はどんなピッチングを見せるか(C)Getty Images メジャー3年目での復活に期待が寄せられている。 メッツの千賀滉大は昨季、故障に悩まされるシーズンとなった。キャンプ中に右肩の張りを訴えたことで開幕に出遅れ…

 

復活を期す2025年、千賀はどんなピッチングを見せるか(C)Getty Images

 

 メジャー3年目での復活に期待が寄せられている。

 メッツの千賀滉大は昨季、故障に悩まされるシーズンとなった。キャンプ中に右肩の張りを訴えたことで開幕に出遅れ、7月下旬に公式戦初登板を果すも試合中にふくらはぎを痛め負傷者リスト(IL)入り。プレーオフで何とか復帰を果たすも、レギュラーシーズンも含め、僅か4度の登板にとどまっている。

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 2025年は千賀にとって完全復帰を目指すシーズンとなることは言うまでも無い。もちろん、チーム関係者やファンにとっても、千賀の再起は大きな関心事であり、投手陣のカギを握る存在であると誰もが認識している。その中で、春季トレーニングも近づいている現在における千賀のコンディションについて、ポジティブな話題が伝えられている。

 米メディア『ESSENTIALLYSPORTS』が現地時間1月27日(日本時間28日)に配信したトピックの中で、メッツのカルロス・メンドーサ監督がファンイベントの場で語った千賀についてのコメントを紹介している。

 トピックによると現在、日本で自主トレを行っている千賀は、常にメッツ関係者ともコミュニケーションをとっているという。そしてメンドーサ監督からは、以下の様に今季の千賀について語られている。

「期待としては彼が準備万端でキャンプに来ることだ。オフシーズンプログラムをしっかりこなしているか確認するために、我々のスタッフの何人かが日本を訪れセンガと直接会ったり話したりしている。これまでに得た報告などを見る限り、彼の状態はとても良い。2023年のセンガを2025年にまた見られると期待している」

 千賀の現状について述べた指揮官の見解を踏まえ、同メディアは、「このコメントはファンにとって朗報だった。多くの人が日本人選手に関する何らかの情報を待ち望んでいた中での発表だった」と綴っている。

 また、12勝をマークするなどシーズンを通して活躍したメジャー1年目のパフォーマンスにも言及。「センガは2023年シーズン、防御率2.98という好成績を収めた。また、202奪三振という驚異的な数字も記録しており、これはセンガが健康を維持できれば、メッツにとって非常に貴重な戦力となることを示している」などと指摘。万全の状態でのスキルに高い評価を送っている。

 監督の言葉にもあるように、千賀は3年目の開幕に向け順調に調整を進めているようだ。渡米初年度に球界を席巻した“お化けフォーク”で多くの打者を打ち取り、春先からファンを沸かせてくれることを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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