リヨンに所属するアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマ(29)のサウジアラビア移籍が濃厚となった。 フランス『レキップ…

リヨンに所属するアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマ(29)のサウジアラビア移籍が濃厚となった。

フランス『レキップ』によれば、リヨンはサウジアラビア2部のネオムSCとアドオンを含めた1500万ユーロ(約24億4400万円)程度の移籍金で合意に至ったという。

なお、すでにベンラーマはリヨンを離れ、27日にもサウジアラビアに到着するとのことだ。

ベンラーマはニースの下部組織で育ち、アンジェやガゼレク・アジャクシオ、シャトールーなどフランス国内で武者修行。2018年7月にブレントフォードに完全移籍した。

2020年10月にはウェストハムへとレンタル移籍。2021年1月に完全移籍に切り替わり、2024年1月までプレー。公式戦155試合で24ゴール20アシストをマークした。

2024年2月に510万ポンド(約10億4000万円)の買い取りオプション付きのレンタル移籍でリヨンに加入すると、リーグ・アン12試合で3ゴール3アシストを記録し、昨夏に完全移籍。今季はここまでリーグ・アン13試合を含む公式戦22試合に出場し3ゴール6アシストを記録していた。

リヨンでは財政問題により「暫定的なリーグ・ドゥ(フランス2部)降格」「補強禁止」という厳しい処分を科されており、今冬の移籍市場で多くの選手を売却する方針を示していた。