野球の四国アイランドリーグplus(四国ILp)の徳島インディゴソックスは26日、藍住町のゆめタウン徳島で新入団選手の…

 野球の四国アイランドリーグplus(四国ILp)の徳島インディゴソックスは26日、藍住町のゆめタウン徳島で新入団選手の発表会見を開いた。新選手23人のうち22人が出席。今季のスローガンとして「Strike the heart~唯一無二の存在へ~」を発表した。

 チームは日本野球機構(NPB)のドラフト会議で、12年連続で指名選手が輩出。続投する岡本哲司監督は、目標に「独立リーグ日本一、13年連続ドラフト指名、地域貢献」などを掲げ、会見では「最高のチームを作って目標に挑みたい」と語った。

 徳島県内の関係者では、昨夏の甲子園に鳴門渦潮で出場した森高祐吏(ゆうり)内野手が入団。兵庫県洲本市出身で、昨夏の徳島大会準決勝で本塁打を放ち、決勝ではサヨナラ安打で優勝を決めた。甲子園でも早稲田実(西東京)を相手に安打を放った。取材に「持ち味は勝負強さ。1年目でチームに慣れて、2年目以降にはNPBに入りたい」と語った。

 また、昨夏の甲子園に出場した大社(島根)の藤原佑外野手は50メートル5秒8の俊足で、甲子園8強入りに貢献。「走塁と広い守備範囲が武器。必死で1年間努力して、夢のNPB入りを果たしたい」と話した。

 チームは31日、むつみスタジアム(徳島市)で新チームの合同自主トレを開始。2月12日に高知市で埼玉西武ライオンズ2軍との交流戦に挑む。(森直由)