滋賀県湖南市は、バレーボールSVリーグ女子の東レアローズ滋賀とパートナーシップ協定を結んだ。市内では今年10月、全国障…

 滋賀県湖南市は、バレーボールSVリーグ女子の東レアローズ滋賀とパートナーシップ協定を結んだ。市内では今年10月、全国障害者スポーツ大会(障スポ)の知的障がい部門のバレーボールが開かれる。バレーボール教室などを通じ、障スポの認知度向上やスポーツ振興を図っていくという。

 協定締結は20日付。東レアローズ滋賀が県内の自治体と同様の協定を結ぶのは大津市や彦根市、草津市などに次いで6市目という。

 締結式には、市スポーツ少年団でバレーボールに取り組む小学生約20人も参加。深沢つぐみ主将や山下とも選手に質問する時間が設けられた。

 子どもたちは「レシーブを怖がらずにとるこつは」「スパイクを強く打つこつは」と盛んに質問。選手たちは「ボールがどこに来るか予想するのが大事」などと丁寧に答えていた。小学5年の奥村珠奈さんは「説明には説得力があった。次から(言われたことを)しようと思った」と話した。(松浦和夫)