イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが、斬新な企画でユニフォームを決定しようとしている。ファンが人工知…
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが、斬新な企画でユニフォームを決定しようとしている。ファンが人工知能(AI)を使用してデザインしたユニフォームを採用しようというものだ。
この数年で一気に広まったAIは、今後の世界を大きく変えていく可能性を秘めている。人類の進化を手助けする可能性がある一方、誤った使い方への警鐘も強く鳴らされている。
その可能性は、ポジティブな方向に向けられるべきだ。サッカー界も、その一翼を担えるかもしれない。
マンチェスター・シティは昨年12月、斬新な企画を発表した。ユニフォームサプライヤーであるプーマ社と力を合わせ、開発されたPUMA AI Creatorを用いてファンがユニフォームをデザインし、その中から選ばれたものを実際のユニフォームにしようというものだ。
この試みに、18万以上のデザインが寄せられたという。その中から10のデザインが選ばれ、世界中のファンによる投票で、最多票を獲得したものが2026-27シーズンの第3ユニフォームに起用されるという。
残った10のデザインは、どれも個性的だ。ベースとするカラーは白、緑、紫などさまざま。デザインも、シンプルなストライプのもの、迷彩柄など、それぞれ個性が打ち出されている。
■「うちもやってくれ」
この最終選考に残った10のデザインがクラブのSNSで公開されると、世界中のファンが興奮の声を上げた。
「ピンクのがすごく良い」
「紫ユニほしい」
「自分達で決めれるシステムいいな」
「新しい試み」
「このメンツならどれでもいいな、迷彩はキーパーユニにしてほしいけど」
「決められない」
「なにこれ羨ましい うちもやってくれ」
投票は、イギリスの現地時間1月29日いっぱいまで。マンチェスター・シティのホームページ上で受け付けられている。あなたの一票が、マンチェスター・シティの未来を大きく変えるかもしれない。