<大相撲一月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館【映像】一体いくら?積み上げられた分厚過ぎる懸賞金 琴櫻(佐渡ヶ嶽…

<大相撲一月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館

【映像】一体いくら?積み上げられた“分厚過ぎる”懸賞金

 琴櫻(佐渡ヶ嶽)と大の里(二所ノ関)の大関同士の一番。この大関直接対決を制した大の里は分厚い懸賞を受け取った。立ち合い前には、用意された懸賞がカメラで抜かれると、その積み重ねられた厚みにファンは騒然。「一体いくらよ?」「まるで分厚い広辞苑」などの声が寄せられた。

 取組前に懸賞幕が土俵を周回すると、実況を務めた清野茂樹アナウンサーは「これだけ多くの懸賞がかけられています。47本ですか。これに全て3万円をかければ金額が判明します。100万円超えですね。今日現金で持って帰ることができます」と伝えた。

 すると中継カメラは土俵のそばに置かれた懸賞の束を映した。懸賞が積み重なった様子に視聴者は「まるで分厚い広辞苑」などと驚いていたが、清野アナが「これを持って帰りますが、片手じゃ無理なんじゃないですか?」とコメント、すると解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「手が大きい2人だから持てるんじゃないですか」と返した。

 大関同士の対決を制したのは大の里。取組前から負け越しが決まっていた琴櫻は“後輩大関”に力無く敗れた。大の里は9勝目、琴櫻は9敗目を喫した。琴櫻は綱取りをかけて初場所に挑んだが、状況は一変。3月の大阪場所にはカド番大関として臨むこととなった。

 勝った大の里は行司を務めた式守伊之助から分厚い懸賞を両手で受け取っていた。この姿にファンは「夢ある」「すごいなw」「お金持ちやw」などと反応。ちなみに日本相撲協会の公式HPによれば、懸賞は1本7万円(税込み)で、内訳は勝ち力士が6万円、残り1万円は手数料(取組表掲載料・場内放送料)となる。また6万円の内、力士の手取りが3万円、力士の所得税にあてるための預かり金が3万円となる。
(ABEMA/大相撲チャンネル)