卓球の日本一を決める「天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会」は24日、男子シングルスの6回戦が行われ、2連覇を狙う張本智和(智和企画)は有延大夢(T.T彩たま)と対戦。4ー1で勝利して準々決勝進出を決めた。◆早田ひな、張本美和が勝…

卓球の日本一を決める「天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会」は24日、男子シングルスの6回戦が行われ、2連覇を狙う張本智和(智和企画)は有延大夢(T.T彩たま)と対戦。4ー1で勝利して準々決勝進出を決めた。

◆早田ひな、張本美和が勝利で優勝候補がベスト8進出 平野美宇、伊藤美誠が勝ち上がりで4強入りをかけた“みうみま対決”が実現【全日本選手権2025】

■2年ぶりV狙った戸上が谷垣に敗れる

今大会優勝候補の張本智は5回戦で英田理志(タカシマアカデミー)相手に1ゲームを奪われたものの、4ー1で快勝し6回戦へ。迎えた有延との戦いで第1ゲームを幸先よく11-8でものにすると、第2ゲームのデュースを11-13で落としたものの、第3ゲームは安定したラリーを武器に有延相手に優位に立ち、11-8で奪い返す。

第4ゲームは終始張本智のペースで11-3で王手をかけると、第5ゲームも激しいラリーを制するなどポイントを重ね、最後はマッチポイントを11-6で取り切り、連覇に近づく準々決勝進出となった。

また、松島輝空(木下グループ)は昨年ベスト4入りしている吉村真晴(SCOグループ)との戦いでは、力強い両ハンドを武器に中盤以降支配して、4ー1勝利でベスト8に進出。過去2大会連続4強入りしている篠塚大登(愛工大)も、神巧也(ファースト)相手に4ー1で快勝し、8強に進んでいる。

なお、今大会で2年ぶりの優勝を狙った戸上隼輔(井村屋グループ)が5回戦で谷垣佑真(愛工大)に3-4で競り負け姿を消しており、優勝争いが注目される。

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