マンチェスター・ユナイテッドでプレーするアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ(20)の去就やいかに。 下部組織から過ごすユナイテッドで将来を有望視される存在ながら、クラブの財政事情により、同じくアカデミー育ちのコビー・メイヌーととも…
マンチェスター・ユナイテッドでプレーするアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ(20)の去就やいかに。
下部組織から過ごすユナイテッドで将来を有望視される存在ながら、クラブの財政事情により、同じくアカデミー育ちのコビー・メイヌーとともに売れば純利益として計上できる観点から、この冬の放出説が報じられるガルナチョ。ナポリの執心ぶりに続いて、チェルシーの関心が取り沙汰される。
移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユナイテッドが移籍金として7000万ユーロ(約114億円)を求めるなか、ナポリはボーナス込みで総額5000万ユーロ(約81億4000万円)の条件でアプローチ。チェルシーもユナイテッドに接触を図ったといわれる。
そんなガルナチョだが、ユナイテッドが劇的に制した23日のヨーロッパリーグ(EL)でフル出場。ルベン・アモリム監督はその試合後の会見で改善を感じさせるプレーぶりだったと評価した。
「彼は試合のあらゆる面で良くなってきていると思う。今日はインサイドでも、アウトサイドでも、ポジションを移しながらプレーし、リカバリーのポジショニングも良くなってきている」
「90分を通して常にリカバリーで助けになってくれているのがわかる。フラストレーションを感じさせるときもあるが、それはもっとやれると思っているからであって、良いことだ」
そう評した若きポルトガル人指揮官はまた、聞き手から「この試合がオールド・トラッフォードで最後の試合になるか」と問われると、こう返している。
「いや、私は試合に集中し、彼はここにいる。彼はマンチェスター・ユナイテッドの選手だ。今日の我々にとっても本当に重要な存在だった。今後数日でわかるはずだ」