【UEFAヨーロッパリーグ】AZ 1-0 ローマ(日本時間1月24日/AFASスタディオン)【映像】毎熊晟矢、65m縦断ぶっちぎり→フィニッシュ 攻撃を一人で完結させた。AZに所属するDF毎熊晟矢が、自陣右サイドから攻撃を始めると、ドリブル…

【UEFAヨーロッパリーグ】AZ 1-0 ローマ(日本時間1月24日/AFASスタディオン)

【映像】毎熊晟矢、65m縦断ぶっちぎり→フィニッシュ

 攻撃を一人で完結させた。AZに所属するDF毎熊晟矢が、自陣右サイドから攻撃を始めると、ドリブルとワンツーで3人を置き去りにして味方に預けると、そのままゴール前に侵入してヘディングシュート。毎熊の独擅場とも言える攻撃には現地実況も大興奮だ。

 AZは現地時間1月24日、ヨーロッパリーグのリーグフェーズ第7節でローマと対戦。日本代表DFによる圧巻のプレーが披露されたのは、スコアレスで迎えた76分だった。

 自陣右サイドでボールを受けた毎熊は、相手のDFアンヘリーノをボディフェイクで交わして中央へ入り込み、前方のMFスヴェン・ミナンスへ預ける。さらに、縦へのスプリントでギアを上げてミナンスからリターンを受けると、寄せてきたMFクアディオ・コネとMFレアンドロ・パレデスを左足ワンタッチで剥がして右サイドへ展開した。

 ボールを受けたMFジーコ・ブーアミースターがタメを作ると、オーバーラップしてボックス右に入り込んだミナンスへ渡し、オランダ人MFは切り返しから左足でクロスを上げた。ファーサイドでこのボールに反応したのが、なんと走り込んでいた毎熊だったのだ。

 相手と競り合いながら放ったヘディングシュートはミートできずGKにキャッチされたものの、自らチャンスメイクしてフィニッシュまで持ち込む圧巻のシーンだった。

 毎熊自身は決定機を逃したことで悔しさをにじませていたものの、現地実況は「毎熊が攻撃を自分で完結させた!」と興奮。自陣からおよそ65mを縦断し、15秒の攻撃を演出するまさに独壇場の輝きを放った日本代表DFの攻撃センスを称賛していた。また、サッカーファンもSNSで「毎熊いいね」「華麗な持ち上がり」「毎熊うまい」「毎熊いいプレー」などと反応していた。

 なお試合は、80分に毎熊の縦パスを起点にFWトロイ・パロットが決勝ゴール。1-0でローマを下している。

(ABEMA/WOWSPO/UEFAヨーロッパリーグ)