ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節が21日~23日に開催された。 前節、開幕からの無敗がストップした5位のフランクフルトは、16位フェレンツヴァーロシュとのホームゲームに2-0で勝利した。 ゴールレスで迎えた後半開始早々の49分に…

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節が21日~23日に開催された。

前節、開幕からの無敗がストップした5位のフランクフルトは、16位フェレンツヴァーロシュとのホームゲームに2-0で勝利した。

ゴールレスで迎えた後半開始早々の49分にウズンのゴールで先制したフランクフルトは、59分にもエキティケがゴールネットを揺らし、そのまま2-0で勝利。得失点差でアスレティック・ビルバオを上回り、勝ち点16で2位に浮上している。

そのアスレティックは22日にベシクタシュとアウェイで対戦し1-4で敗戦した。ベシクタシュの先制を許したアスレティックだが、45分にウナイ・ゴメスのゴールで追いつき前半を終える。

良い流れで後半を迎えたアスレティックだったが、60分にラシカにこの試合2点目を奪われると、77分にはラファ・シウバにネットを揺らされ、3失点。試合終了間際にもジョアン・マリオにPKを沈められ、1-4で敗戦。今大会初黒星で3位に後退した。

その他のビッグクラブではマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムがともに勝利を収めてユナイテッドは4位、トッテナムは6位に順位を上げている。一方、ローマは毎熊晟矢が所属するAZに0-1で敗戦、21位まで転落。最終節は上位のフランクフルトが相手ということもあり、敗退の危機を迎えている。

久保建英のレアル・ソシエダはアウェイで首位に1-3で敗戦。開始早々の5分に失点したソシエダは、30分にムニョスが2枚目のイエローカードで退場すると、32分と34分にネットを揺らされ、3点ビハインドで前半を終える。

ハーフタイムに久保やオヤルサバルらを下げたソシエダは、83分にバレネチェアのゴールで1点を返したが、反撃はここまで。3敗目で18位に順位を落とした。

一方、無敗継続で首位キープに成功したラツィオはトップ8圏内が確定。一番乗りで決勝トーナメント進出を決めた。

町田浩樹のサン=ジロワーズはニースとのホームゲームを2-1で勝利した。町田は82分に退場している。

1点ビハインドで後半を迎えたサン=ジロワーズは、後半立ち上がりの50分にイバノビッチのゴールで同点に追いつくと、74分にもイバノビッチが再びゴールを奪い、逆転に成功。

80分にヴィトール・カルヴァーリョが退場し数的優位となったサン=ジロワーズだったが、その2分後に中盤でボールを奪おうとした町田の腕が相手選手の顔に当たると、このプレーで2枚目のイエローカードを受け、退場となった。

残りの約10分を10人同士で戦うこととなったサン=ジロワーズだが、イバノビッチにゴールを守り抜き逆転勝利。順位を15位に浮上させた。

後藤啓介がベンチとなったアンデルレヒトは、アウェイでビクトリア・プルゼニに0-2で敗戦し、今大会初黒星を喫したチームは7位に後退している。

◆リーグフェーズ第7節 結果

1/21(火)

ガラタサライ 3-3 ディナモ・キーウ

1/22(水)

ベシクタシュ 4-1 アスレティック・ビルバオ

1/23(木)

AZ 1-0 ローマ

ポルト 0-1 オリンピアコス

ビクトリア・プルゼニ 2-0 アンデルレヒト

フェネルバフチェ 0-0 リヨン

ボデ/グリムト 3-1 マッカビ・テルアビブ

マルメ 2-3 トゥベンテ

カラバフ 2-3 FCSB

ホッフェンハイム 2-3 トッテナム

エルフスボリ 1-0 ニース

マンチェスター・ユナイテッド 2-1 レンジャーズ

PAOK 2-0 スラビア・プラハ

ルドゴレツ 0-2 ミッティラン

サン=ジロワーズ 2-1 ブラガ

ラツィオ 3-1 レアル・ソシエダ

フランクフルト 2-0 フェレンツヴァーロシュ

RFS 1-0 アヤックス