<大相撲一月場所>◇十二日目◇23日◇東京・両国国技館【映像】幕下の“逸材”力士、衝撃の“肩透かし” 世界ジュニア選手権王者の経歴を持つ“逸材”力士が、強敵相手に身体能力の高さを発揮する驚愕の肩透かしを決めて勝利した。あまりに鮮やかな妙技に…

<大相撲一月場所>◇十二日目◇23日◇東京・両国国技館

【映像】幕下の“逸材”力士、衝撃の“肩透かし”

 世界ジュニア選手権王者の経歴を持つ“逸材”力士が、強敵相手に身体能力の高さを発揮する驚愕の肩透かしを決めて勝利した。あまりに鮮やかな妙技に「身体能力半端ない」「技能賞もんの巧さ」と相撲ファンの間で衝撃が走った。

 注目を集めたのは幕下十七枚目・三田(二子山)。高校3年のときに全日本体重別ジュニア中量級(100キロ未満)と世界ジュニア選手権中量級(100キロ未満)で優勝し、全国高校総体でもベスト8に入った“逸材”力士だ。身長173センチ・体重118キロの小柄な体格ながらスピードとパワーをあわせ持ち、ここまで5番取って4勝を挙げすでに勝ち越しを決めている。

 そんな三田が十二日目に対戦したのは、幕下十六枚目・旭海雄(大島)。モンゴル・バヤンホンゴル出身の旭海雄も期待の力士の一人で、三段目優勝経験もある“強敵”だ。

 4勝同士の対決となった一番は、しかし一瞬で決着がついた。立ち合い素早く左を差した三田は、目にも止まらぬ速さで鮮やかな肩透かしを決めて勝利した。電光石火の攻めに客席からはどよめきが沸き起こった。何もできなかった旭海雄は敗れたあと、しばし呆然とした様子になっていた。勝った三田は5勝目。敗れた旭海雄は2敗目を喫した。

 強敵相手にまったく問題にせず華麗な肩透かしを決めた三田。その衝撃的な勝利にネット上では「何だ今の…」「身体能力半端ない」「技能賞もんの巧さ」「技のデパート」「華麗な身のこなし」と戦慄するファンが相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)