レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、マニータの圧勝となったレッドブル・ザルツブルク戦を振り返った。クラブ公…
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、マニータの圧勝となったレッドブル・ザルツブルク戦を振り返った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。
前回大会王者ながらここまでプレーオフ圏内ギリギリの20位に低迷するマドリーは22日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節でザルツブルクと対戦し、5-1で圧勝した。
スロースタートな入りとなったエル・ブランコだったが、23分にロングカウンターからFWロドリゴ・ゴエスがファーストチャンスをモノにすると、34分にはMFジュード・ベリンガムとの超絶連携からロドリゴがスーペルゴラッソを記録。2点リードで試合を折り返すと、後半は立ち上がりにFWキリアン・ムバッペが3点目を奪取。その後、FWヴィニシウス・ジュニオールがドブレーテを達成。終盤に1点を返されてクリーンシートを逃すも、マニータの大勝を収めた。
同試合後、アンチェロッティ監督は「序盤は厳しかったが、先制点をあげた後は良いプレーができた。我々の個々の才能は計り知れない。私自身が楽しめるプレーはたくさんあったし、5点目のゴールは素晴らしいカウンターだった」と、結果・内容ともに満足感を示した。
その言葉通り、傑出した個に加え、アタッキングユニットとしてのコンビネーションも光った破壊力抜群の攻撃に関しては、良い流れをもたらしたロドリゴを称賛しつつ、「ゴールを決めるのに苦労することはない」と、改めて世界最高峰の攻撃陣に対する信頼を語った。
「前線では全員がうまく連携し、彼らが一緒にいれば、ゴールを決めるのに苦労することはない。攻撃面では創造性が豊かで、彼らが動きをどう見ているかに注意する必要がある。ムバッペ、ヴィニ・ジュニア、ロドリゴ、ベリンガムがいれば、ゴールを決めるのに苦労することはない」
「ロドリゴはすべての試合で得点し、我々を大いに助けてくれている。我々は、彼らのフィニッシュから質の高いものを得ている。攻撃的なゲームと完璧な組み合わせで、我々はそれを楽しんでいる。チームがよりよく守備すれば、さらに楽しむことができるはずだ」
一方で、課題の守備面では一瞬の隙を見せて1失点を喫しており、徐々に改善は見られるものの、引き続き修正の必要があると語っている。
「チームの守備を改善しようとしている。それが成功の秘訣だからだ。ローブロック、ハイブロック、ハイプレッシャー、ロープレッシャーなど、できる限りコンパクトにならなければならない。集中力、犠牲、コミットメントの問題だ。守備が上手なチームが勝つものだ」
「守備では、全員が役割を担っており、我々は大きく向上しているが、さらに向上する必要がある。常に適切なポジションを取り、協力し、同じ考え方を取り入れなければならない。これは個人の質の問題ではなく、チームワークの問題だ」
今回の勝利によって16位に浮上したマドリーは、最終節でスタッド・ブレストに勝利した場合、他会場の結果次第では逆転でのトップ8フィニッシュも可能となる。
ただ、現実的な指揮官は「最後の試合でブレストに勝って、順位表でどこにいるかを確認する必要がある。ただ、トップ8で終えるのは非常に困難だ」と他力本願の状況で淡い期待は抱いていないようだ。
なお、後半の早いタイミングでベンチに退いたベリンガムに関しては背中の違和感を訴えていたようだが、「深刻なものではなかった」と大きな問題ではないとしている。