<大相撲一月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館【映像】“極細”マッチョ力士が巨漢を瞬殺 “極細マッチョ”な若手力士が、倍以上重い巨漢力士をスピーディな動きで押し出した。体重差を制した活躍ぶりに、ネット上では「身軽」「細いのに強い」と…

<大相撲一月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館

【映像】“極細”マッチョ力士が巨漢を瞬殺

 “極細マッチョ”な若手力士が、倍以上重い巨漢力士をスピーディな動きで押し出した。体重差を制した活躍ぶりに、ネット上では「身軽」「細いのに強い」と反響を呼んでいる。

 三段目十五枚目・山藤(出羽海)が三段目三十五枚目・大雄翔(追手風)を押し出しで下して5勝目を挙げた。21歳の山藤は身長182センチ・体重73.8キロの“超軽量級”で知られる若手力士。現役力士のなかでは61.8キロの序二段九十二枚目・宇瑠寅(式秀)、68キロの序二段四十六枚目・康誠(秀ノ山)に続いて3番目に軽い“極細マッチョ”だ。

 十一日目に対戦した大雄翔は体重155キロで、山藤にとっては自身の倍以上、81.2キロも重い巨漢力士。今場所はここまで無傷の5連勝中と好調の力士でもある。

 だがこの日は山藤の動きの良さが優った。立ち合い八艘飛びのように左に飛んだ山藤は、すかさず大雄翔の背中を取ると、相手が向き直る暇も与えず一気に押し出して勝利した。勝った山藤は5勝目を挙げ、来場所での新幕下昇進が濃厚に。もしもこのまま昇進すれば、近年では珍しい体重70キロ台での幕下力士が誕生する。一方、敗れた大雄翔は1敗目を喫した。

 山藤がスピーディな動きで圧勝すると、ファンも「おお!」「やりおる」「身軽」「細いのに強い」「軽いにもほどがある」「はやいうまい」と大興奮。また、山藤の肉体美に「ムキムキ」「ワイルドだな」と注目する声のほか、「幕下行けそう?」と今後の活躍に期待するコメントも寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)