<大相撲一月場所>◇十日目◇21日◇東京・両国国技館【映像】"規格外"若手力士の圧巻取組 世界ジュニア選手権王者の実績を持つ“規格外”若手力士が、相手を圧倒する相撲で勝ち越しを決めた。その実力に「マジで強い」と戦慄するファンが続出したほか、…

<大相撲一月場所>◇十日目◇21日◇東京・両国国技館

【映像】"規格外"若手力士の圧巻取組

 世界ジュニア選手権王者の実績を持つ“規格外”若手力士が、相手を圧倒する相撲で勝ち越しを決めた。その実力に「マジで強い」と戦慄するファンが続出したほか、「5月には関取」と期待の声も寄せられた。

 注目を集めたのは、幕下十七枚目・三田(二子山)。現在23歳の三田は高校3年のときに全日本体重別ジュニア中量級(100キロ未満)と世界ジュニア選手権中量級(100キロ未満)で優勝し、全国高校総体でもベスト8に入った経歴を持つ実力者。幕下最下位格付出の資格を獲得し、昨年九月場所でデビューした期待の新人だ。

 身長173センチ・体重118キロと小柄ながらスピードとパワーをあわせ持つ三田が十日目に対戦したのは、身長180.5センチ・体重152.8キロの巨漢、幕下二十二枚目・出羽ノ龍(出羽海)。三田は力強く当たると、大きな相手に押し返されるも、果敢に攻めて最後は一気の押し出しで勝利した。勝った三田は4勝目を挙げ今場所勝ち越しを決めた。敗れた出羽ノ龍は2敗目を喫した。

 三田が強烈な押し出しで勝ち越しを決めると、ABEMAの視聴者からは「いや、強いな…」「マジで強い」「うますぎない?」と驚きの声が続出。「幕下は通過点やなあ」「5月には関取」と今後の活躍に期待するファンも相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)