【チャンピオンズリーグ】リヴァプール2-1リール(日本時間1月22日/アンフィールド)                     【映像】遠藤が封殺→ロングカウンター炸裂 遠藤航の息を呑むようなボール奪取がリヴァプールの大きな武器になっている…

【チャンピオンズリーグ】リヴァプール2-1リール(日本時間1月22日/アンフィールド)                     

【映像】遠藤が封殺→ロングカウンター炸裂

 遠藤航の息を呑むようなボール奪取がリヴァプールの大きな武器になっている。日本代表キャプテンがチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でも鋭い寄せでを見せると、これがロングカウンターの起点にもなった。

 圧巻のディフェンスが飛び出したのは、リヴァプールがリールをホームに迎えたチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第7節、78分のことだ。自陣深くでの強い寄せがピンチの芽を摘んだだけでなく、チャンスへと繋がった。

 リヴァプールはリールに自陣まで押し下げられていると、ディフェンスラインでボールを受けたDFコスタス・ツィミカスが相手MFアイユーブ・ブアディのプレスを受けてたまらずバックパス。ボールが回ってきたGKアリソンに対してもFWジョナサン・デイヴィッドが連動してプレスをかけてきたため、前方へシンプルに蹴らざるを得ない状況だった。

 クリアボールはDFトーマス・ムニエに回収され、リヴァプールは再び守勢に回ったが、ここで光ったのが遠藤の圧倒的守備力だった。鋭い読みを効かせてアウェイチームの攻撃の芽を摘むと、すぐさまサポートに入ってきたFWダルウィン・ヌニェスが右サイドへと大きく展開。ロングパスの先にいたのは、FWモハメド・サラー。チームのエースが縦へ仕掛けボックス内でシュートを放ってみせた。

 この決定機はリールのGKリュカ・シュヴァリエによって阻まれてしまったが、遠藤のボール奪取がチャンスにまで繋がった。

 日本代表MFが見せた一瞬のボール奪取に、ファンもSNS上で反応。「遠藤、普通に助かりすぎる」「今日も遠藤が素晴らしいな。要所の潰しで攻守ともに効いてる」「サラー決めてくれえええええええwただ起点は遠藤のカットよw」「遠藤素晴らしいな、出場試合全てで最高のパフォーマンス見せてるの凄すぎるだろ」といったコメントが並んだ。

 その後も遠藤の冴え渡ったボール奪取が何度もあり、リヴァプールは2-1のまま勝利。今大会唯一の7連勝を収めてベスト16へストレートインし、大会8位以内が確定した。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)