冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)は21日、横浜市でフィギュアスケート選手権大会の女子予選B組と男子予選、盛岡市でスピードスケート選手権大会の男女1500メートルと500メートル、男子1万メートル、北海道苫…

 冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)は21日、横浜市でフィギュアスケート選手権大会の女子予選B組と男子予選、盛岡市でスピードスケート選手権大会の男女1500メートルと500メートル、男子1万メートル、北海道苫小牧市でアイスホッケー選手権大会の1回戦が行われた。アイスホッケーでは、八戸学院光星・八戸が2回戦に進出した。

 八戸学院光星・八戸(青森) 12―2 明大中野(東京)

先制ゴール「流れ作れた」 八戸FW 大久保琥太選手(1年)

  明大中野戦の第1ピリオド、ゴール前でアシストを受け、パックを浮かせて先制のゴールを決めた。喜ぶチームメートから肩をたたかれ、「流れを作ることができて良かった」と笑顔を見せた。

 昨年度から認められた合同チームで、八戸唯一の部員。3年生が卒業し、部員がゼロになった昨春、合同チームで試合に出られることや、顔なじみの選手が光星にいたことから、ためらわずに入部した。週3~5回、光星の選手たちと練習して絆を深めてきた。

 人数が少ないため、試合では慣れないポジションも務めた。チームメートが安心してパスを出せるよう意識してプレーし、第3ピリオドでもゴールを決めた。

 次戦の相手は大会4連覇を目指す駒大苫小牧。「自分たちの力がどれくらい通用するか分かると思う。全力で走りきりたい」と意気込んだ。(家高ひかり)