【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1-2 スタンダール(日本時間1月20日/大王わさびスタイエンスタジアム)【映像】小久保、異次元ダイビング→まさかの失点に呆然 痛恨の失点だ。シント=トロイデンのGK小久保玲央ブライアンが被カウンターか…
【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1-2 スタンダール(日本時間1月20日/大王わさびスタイエンスタジアム)
痛恨の失点だ。シント=トロイデンのGK小久保玲央ブライアンが被カウンターからポストの跳ね返りを押し込まれ、逆転を許してしまった。1本目のシュートには反応していたが、ギリギリ弾き出せず。防ぐチャンスがあったからこそ、失点後は呆然とした様子を見せていた。
小久保が悲劇に襲われたのは、シント=トロイデンが第22節にスタンダールと対戦した62分のことだ。一進一退の攻防が続く中、FWアドリアーノ・ベルタッチーニがボックス内中央からシュートを放つ。しかし、これをスタンダールのMFイブラヒム・カラモコにブロックされると、相手のロングカウンターを受けてしまう。
スタンダールのFWイカート・アイエンザがMF山本理仁に競り勝って中央を突破し、ボールは右サイドに開いたFWアンディ・ゼキリへ。同点ゴールを決めていた背番号9は中央にパスを出し、ゴール前中央に走り込むと、左サイドからのクロスのディフレクションを拾って密集地帯の外へ冷静に落とす。これに反応したMFアイザック・プライスが右足を振り抜くと、アウトサイドに掛かったシュートが弧を描きながら飛んでいく。
これに対して、小久保は決死のダイビングセーブで弾くことを試みるも、わずかに指先が届かず。プライスのシュートは左ポストに当たるも、跳ね返りをアイエンザに押し込まれて逆転を許してしまった。もう一度飛び込む暇もなく、これまでの試合でも何度もピンチを救った小久保でもこれはどうしようもできなかった。
スタジアムがスタンダールの逆転ゴールに熱狂する中、小久保はショックを隠しきれない様子。ポストにヒットしたボールが間隙を突くようにして相手FWのもとに転がり、目の前でネットを揺らされる。その瞬間を座り込んだまま見ることしかできなかった。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)