ドジャースへの批判に米識者が一石を投じた(C)Getty Images ドジャースはロッテからポスティングシステムを利用…

ドジャースへの批判に米識者が一石を投じた(C)Getty Images

 ドジャースはロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた佐々木朗希と現地時間1月17日(日本時間18日)に契約合意を発表し、19日(日本時間20日)には、パドレスからFAのタナー・スコットと4年7200万ドル(約112億3000万円)で契約合意したという米報道があった。

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 今オフはブレイク・スネル、マイケル・コンフォートを獲得し、テオスカー・ヘルナンデスとの再契約なども実現させ、昨年と同じく大型補強に成功した「野球界の銀河系軍団」に対して一部のファンから、批判の声も相次いでいる。

 そんな中、米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏は自身のXで、「ドジャースに腹を立てるのではなく、このような事態を放置している他のすべてのチームに腹を立てるべきだ」と私見を述べた。

 さらに「球団はケチだと泣き言を言うが、帳簿を開いて本当にいくら稼いでいるのかを示そうとしない。それがここでの問題だ」と綴っている。

 これに対し「ドジャースがやっているようなことをすべてのチームができるわけではない」「ドジャースに怒っているのではない。MLBと馬鹿げた年俸に不満がある」「問題は、リーグが今日まで給与上限と最低額を定めていないこと」と、ファンからはさまざまな意見が集まった。

 反発する声も届く中、ドジャースは世界一連覇へ向けた大型補強が実を結ぶのか、注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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