＜大相撲一月場所＞◇中日◇19日◇東京・両国国技館【映像】超細身力士、巨漢を豪快投げで館内どよめき 自分の体重の倍以上もある力士との激闘を繰り広げ、さらに豪快な投げまできめた“極細マッチョ”力士。強引に投げる姿に「腕折れそう」と心配の声も上…
＜大相撲一月場所＞◇中日◇19日◇東京・両国国技館
自分の体重の倍以上もある力士との激闘を繰り広げ、さらに豪快な投げまできめた“極細マッチョ”力士。強引に投げる姿に「腕折れそう」と心配の声も上がったが、見事にはしっかりと投げで仕留めて館内はどよめきが起こった。
“極細マッチョ”力士とは三段目十五枚目・山藤（出羽海）。21歳の若手で、身長182センチ・体重73.8キロという体格。取組前の仕切りでは、薄っすらと肋骨が浮き出る様子さえ見受けられることもしばしば。昨年の七月場所以降、ずっと勝ち越していて、今場所も中日を2勝1敗で迎えるなど好調だ。70キロ台で幕下昇進を極めたら“超異例”の出来事となる。
そんな山藤は身長179センチ、体重151キロという自らよりも体重が2倍以上ある三段目十八枚目・錦国（芝田山）と取組を行った。山藤は相手のまわしを掴むも、錦国は圧力をかけ、山藤は途中倒れそうになった。しかし、こらえると、粘り強い相撲で最後は豪快な下手投げで下した。この結末に館内はどよめいた。山藤は3勝目、錦国は2敗目を喫した。
この見事な山藤の投げに視聴者も興奮したようで「すげえぇぇ！」「あれで勝つんか」「見事だ！」「超カッコいい」など称賛の声が続々と寄せられていた。
（ABEMA/大相撲チャンネル）
