フロレンティーノ・ペレス氏(77)がレアル・マドリーの会長に再選へ。スペイン『Relevo』などが伝えている。 ペレス氏…

フロレンティーノ・ペレス氏(77)がレアル・マドリーの会長に再選へ。スペイン『Relevo』などが伝えている。

ペレス氏はマドリード出身で、建設業で財を成したスペイン有数の実業家。

2000年にレアル・マドリーの会長となり、サッカー部門ではいわゆる“銀河系軍団”の構築により存在感を示したが、ビジネス重視の弊害がピッチ上に現れ、2006年に辞任した。

2009年に会長選挙へ再出馬し、以来在職。強権といえば強権だが、2度目の就任からチャンピオンズリーグ(CL)を6度制すなど、欧州サッカー史でも指折りの“成功した”会長となった。

現在は会長として通算6期目。今年3月で78歳を迎えるなか、7期目を目指す会長選挙に立候補しており、マドリー選挙管理委員会も17日、ペレス氏の立候補を「有効」と決議した。

今日現在、現職以外に立候補がなく、締め切りは現地時間18日まで。ペレス氏の再選はすでに確実視され、2029年までの新たな任期を得ることとなる。

ペレス氏はマドリーの会長として、バスケットボール部門も含めて通算「65」ものタイトルを獲得。そのうちサッカー部門ではラ・リーガ優勝7回、CL優勝7回、クラブW杯優勝7回など、通算「37」のトロフィーを掲げた。