佐々木の争奪戦に敗れた球団は大きなダメージを受ける可能性が高い(C)Getty Images 佐々木朗希はどんな決断を下すのか。23歳右腕の移籍先候補にはドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が残っているという。【動画】ポテンシャルは…

佐々木の争奪戦に敗れた球団は大きなダメージを受ける可能性が高い(C)Getty Images

 佐々木朗希はどんな決断を下すのか。23歳右腕の移籍先候補にはドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が残っているという。

【動画】ポテンシャルは超特大!佐々木朗希が見せた奪三振ショーの映像

 ドジャースには大谷翔平と山本由伸、パドレスにはダルビッシュ有との信頼関係が佐々木の決断に大きな影響を及ぼしそうだ。西海岸の2チームによる争いが濃厚と見られている。

 そんな中、ドジャースとパドレスは25歳未満の国際選手の獲得に使用できる契約金を増やすため、トレードを画策しているという情報もあり、資金確保のために中南米の有望株との契約も見送ったままだという。

 これには、米スポーツ専門局『ESPN』のブレイク・ハリス記者は自身のXで「もしドジャースがロウキ・ササキを獲得することになり、パドレスはより多くの国際ボーナスプール金を得るためにトレードし、さらに有望な選手の契約を失うことになったら…それは悪魔のようなことだ」と投稿した。

 佐々木を獲得できるのは当然だが1球団のみ。それ以外の球団は獲得に失敗した挙句、保留にしていた有望な選手を逃すことにつながる。23歳右腕を巡る争奪戦が長引けば長引くほど大きなダメージを引き起こしかねない事態となっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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