【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン 1-0 マインツ(日本時間1月15日/バイアレーナ)【映像】佐野海舟の「パワフル縦進入フィニッシュ」 マインツのMF佐野海舟が、相手を震撼させるフィニッシュワークを見せた。昨シーズン王者のレヴァークーゼン…
【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン 1-0 マインツ(日本時間1月15日/バイアレーナ)
マインツのMF佐野海舟が、相手を震撼させるフィニッシュワークを見せた。昨シーズン王者のレヴァークーゼンを相手に、ピッチ中央からドリブルで相手を引き寄せて縦パス→リターンを受けてボックス内でループシュートという一連の攻撃でゴールに迫った。このパフォーマンスにはファンも称賛の声を寄せている。
注目のシーンは、マインツが0-1のビハインドで迎えた57分のことだ。右サイドのDFダニー・ダ・コスタからパスを中央で受けた佐野は、トラップで前を向いて前方の状況を確認すると、左に持ち運ぶ動きをしてから切り返し、方向転換して縦に運ぶドリブルで突破を図った。さらに前方に立つ相手3人、MFグラニト・ジャカ、MFフロリアン・ヴィルツ、MFアレイクス・ガルシアの間を左足パスで通すと、自身はそのまま前方へとランニングで侵入していった。
そして佐野は、DFアントニー・カシが潰れ役となって残したボールを拾ったFWアルミンド・ジープからのリターンに反応。相手のDFピエロ・インカピエと競り合いながらボックス内に走り込むと、ダイレクトでファーへのループシュートを放った。これは惜しくもGKに防がれたものの、佐野が力強さとアイデアで違いを作り出すシーンとなった。
「佐野回収」の愛称がある通り守備力に定評がある佐野だが、攻撃でも能力の高さを証明。ファンたちもSNSで、「佐野海舟ついにシュートまで来たぞ」「普通に佐野海舟が一番怖い」「ボランチでブンデスのベストイレブン入っててもおかしくないレベルだろこれ」など大絶賛するコメントが並んだ。
最後までピッチに立った佐野は、これで14試合連続フル出場。ここまで全試合でピッチに立つなど、ブンデス挑戦1年目ながら、ポジションを確保するどころか圧倒的な存在感で上位を争うチームの軸となっている。チームはこの試合、48分にFKから失点して0-1で敗戦を喫したものの、佐野は昨シーズンMVPのヴィルツとのデュエルにも勝利するなどハイパフォーマンスを見せた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)