【ブンデスリーガ】キール 4-2 ドルトムント(日本時間1月15日/ホルシュタイン・スタディオン)【映像】超危険…狂気の「格闘技タックル」 劇的勝利を台無しにするところだった。途中出場のベテランMFが見舞った悪質な後方からのスライディングタ…
【ブンデスリーガ】キール 4-2 ドルトムント(日本時間1月15日/ホルシュタイン・スタディオン)
劇的勝利を台無しにするところだった。途中出場のベテランMFが見舞った悪質な後方からのスライディングタックルに、海外のファンたちが怒りを露わにした。
日本時間1月15日、昇格組のキールが強豪ドルトムントとホームで対戦。2シャドーの一角としてスタメン出場したFW町野修斗のゴールで27分に先制すると、前半だけで3ー0と大きくリードする。
しかし後半はドルトムントも息を吹き返し、71分にMFジョバンニ・レナト、77分にはFWジェイミー・バイノー=ギッテンスのゴールで1点差に迫っていた。
迎えた86分に問題のシーンを迎える。76分に町野と交代でピッチに立っていたMFルイス・ホルトビーが、MFフェリックス・ヌメチャに対して後方からスライディングを見舞う。チャレンジは明らかにボールには向かっておらず、両足で足首と太もも裏あたりをスパイク……。あまりにも危険なタックルに、主審もすぐさまレッドカードを提示した。
34歳で元ドイツ代表のベテランMFがまさかのプレーで退場となり数的不利となったキールだったが、後半アディショナルタイムにFWヤン=フィーテ・アルプがネットを揺らし、最終的には4−2で歴史的な勝利を挙げた。
ドイツ紙『Bild』は「キールにとってはさらに厳しい状況に追い込まれた。ホルトビーがヌメチャに対して完全に不要だった後ろからタックルを見舞う。このレッドカードは正当なものだった」と伝えている。
後に2試合の出場停止処分が下ったホルトビーには、海外ファンたちがSNSで怒りや呆れを吐露。「完全に狂ってる」「もう笑えてくるよ。一体何をしようとしているんだ」「ボールを蹴っているつもりなのか?」「彼は格闘技でもやっていたのか?」「とても残念で奇妙だ」「なんて酷いプレーなんだ」「10分間で何をしたのだろう。結局は彼がいない状態でキールは勝っている」「正気の沙汰とは思えない」など辛辣なコメントが多く並んだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)