レスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督が苦しい胸中を明かした。オランダ『Voetbal International』が伝える。 古巣マンチェスター・ユナイテッドにコーチとして復帰したのも束の間、エリク・テン・ハグ監督解任に伴い…

レスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督が苦しい胸中を明かした。オランダ『Voetbal International』が伝える。

古巣マンチェスター・ユナイテッドにコーチとして復帰したのも束の間、エリク・テン・ハグ監督解任に伴い、自身も4カ月で退任することとなったファン・ニステルローイ氏。

幸いにも、すぐに“再就職先”が決まり、昨年12月からプレミアリーグ復帰1年目のレスターを指揮。しかし、チームはこのところ連敗続きで、15日の第21節・フルアム戦も0-2と敗れ、とうとうリーグ戦6連敗となってしまった。

現在、2部降格圏の19位。

指揮官は試合後、「いかなる状況でもこのチームにはスピリットと希望がある」と前置きしつつも、思い通りに勝ち点を積み上げられない苦しさをインタビューで語っている。

「希望がある…しかし、それでも今日の結果は大打撃だ。ハッキリ言ってリーグの中でも最低ラインだろう。今日に向けて期待していた部分が大きかったんだ。とても残念だ」

「多くの失点(6試合15失点)を喫している点が最大の問題だ。それでは勝つのは難しい。初めて足を踏み入れた瞬間から、この問題の解決に尽力しているが、まだ状況は良くない」

「“一瞬のスキ”とは言うが、それを与えるなんて標準的な守備とは言えない。今日もそう。ほんの一瞬、相手にスペースを与えてドリブルさせ、それが我々から相手へのアシストとなった。もっと鋭さが必要だ」

一方で、レスターはパルマからフランス人DFウォヨ・クリバリを完全移籍獲得。指揮官は両サイドバックに対応する新戦力へ期待を寄せる。

「クリバリは右で使う。リカルド・ペレイラがケガしてからというものの、この位置の選手層は懸念だったんだ。素晴らしい人材が来てくれたと思うね。足腰が柔らかく、力強さを兼ね備える…彼はチームに多くをもたらしてくれる」