イチロー氏は有効投票数が349のうち、323票を得た 野球殿堂博物館は16日、今年の殿堂入り顕彰者を発表し、競技者表彰のプレーヤー部門では日米通算4367安打をマークしたイチロー氏、NPB最多の407セーブを挙げた岩瀬仁紀氏が選ばれた。ただ…

イチロー氏は有効投票数が349のうち、323票を得た

 野球殿堂博物館は16日、今年の殿堂入り顕彰者を発表し、競技者表彰のプレーヤー部門では日米通算4367安打をマークしたイチロー氏、NPB最多の407セーブを挙げた岩瀬仁紀氏が選ばれた。ただ、イチロー氏への得票率が92.6%だったことにファンはやや困惑。「なんでかな」「ちょっと残念です」と声が上がった。

 野球殿堂入りは「プレーヤー表彰」と「エキスパート表彰」の2部門で選出。「プレーヤー表彰」は、現役引退したプロ野球選手で引退後5年以上経過すると資格が発生し、その後15年間が選考対象となる。野球報道に関して15年以上の経験を持つ委員が投票し、75%以上得票すると、殿堂入りとなる。

 今回は有効投票数が349で、イチロー氏への投票は323。得票率は92.6%だった。この結果にファンは反応。SNSには「残念な結果でした」「満票だと思っていました」「米殿堂は100%期待」「意外な結果でした」「なぜなのか」とコメントが寄せられた。

 一方で、MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」で公開されている投票結果では、イチロー氏は満票。15日(同16日)時点で開票率40.8%に達しても、160票中160票を得ている。史上2人目の満票選出なるか、注目が集まっている。(Full-Count編集部)